レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/05/09
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2024/03/30 00:34
- 管理番号
- M10050912156295
- 質問
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太陽太陰暦とは、どういう意味なのか。
- 回答
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資料①には、「1節 太陰太陽歴とは」と題して「純粋の「陰暦」というのは、季節におかまいなしに月の(天上の月のことです)サイクルにあわせて暦の月を立て、1年12ヵ月で暦を作ります。1年は354日強にしかなりません。季節の変化がないところではこれでもよいのです。しかし、季節の変化があるところはそうはいきません。先ほど見ましたように、季節の変化は①太陽のまわりを地球が回転すること(公転)、②公転の軸と地軸のずれ、によって起こるのですから、季節と陰暦を大まかにでも一致させるためには、月のサイクルと太陽のサイクルをあわせる必要が出てきます。そうしなければ、12月に真夏がきたり6月に真冬がきたりします。こうして太陰暦を太陽暦で調整した暦ができました。したがって「旧暦」は、正確には「陰暦」ではなく「太陽太陰暦」といいます。」とある。資料②では、「陰暦・旧暦などといわれるが、月の満ち欠けの周期・朔望月と太陽年の差を閏月を設けることによって調整したもので、この結果19年に7回の割合で1年が13ヵ月となる。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449 9版)
- 参考資料
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- 資料① 藤原益栄著『文学・歴史を読み解くための 暦のはなし』光陽出版,271p. 参照はp.30-31 資料② 川口謙二,池田 孝,池田政弘著『改訂新版 こよみ事典』東京美術,250p.参照はxiii
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010050912190356295
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086913