レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/02/17
- 登録日時
- 2008/10/18 02:18
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08021010564808
- 質問
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現存する世界最古の銃を知りたい。
- 回答
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資料1の「手把銅銃-手銃(hand canon)中国」に「地上に現われた最初の金属製筒形火器である」、「最も古い銘記のものに至順三年(一三三二)の銅銃が中国で発表されている」とあり、図の掲載がある。そして「火薬の爆発力に耐え得るか疑問」、「実物を見ていないので真疑を断ずることは差し控えねばならない」といった記述がある。資料2に「現在世界最古の銃は洪武五年(一三七二)の銘のある明の初めの小銅銃で、中国の瀋陽博物館に現存している」という記述がある。また「世界最古の銅銃(一三七二)より更に古いものが三つも一九六二年中国発行誌「文物」に発表された」が「実物や文献を見ないので真疑は判らない」とある。資料3の「現存最古の銃-洪武5年在銘の銅製手銃」に「洪武5年5月、明がその王朝を築いてから5年目に、宝源廠という明の鋳銭所でつくられたこの銅銃は、現存する銃として最も古いものといってよいであろう。」という記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559 9版)
- 参考資料
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資料1:所荘吉著『新版図解古銃事典』雄山閣,2006,271p.参照はp.53-56.
資料2:吉岡新一著『古銃』河出書房新社,1965,101p.参照はp.3-5.
資料3:岩堂憲人著『世界銃砲史(上)』国書刊行会,1995,513p.参照はp.75-76.
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資料1:所荘吉著『新版図解古銃事典』雄山閣,2006,271p.参照はp.53-56.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008021010521664808
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000048172