レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月18日
- 登録日時
- 2016/12/01 15:18
- 更新日時
- 2017/01/18 13:33
- 管理番号
- 和図-16-0033
- 質問
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解決
『紀伊続風土記』巻三十 p650に書かれている「金剛寺 建初山 愛染院 真言宗古義京勧修寺末」の建造物が書かれている古文書が知りたい
- 回答
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金剛寺の建造物について書かれた古文書について、
『紀伊名所図会 2巻』(高市 志友/編 東洋書院 1991年)p325に
「建初山愛染院金剛寺 同村〔中三谷村〕にあり。本尊愛染明王。貞應年中明惠上人の草創にして、天正兵燹の後、栗林八幡の別當再建すといふ。」
と記載がある。
また、古文書ではないが、『かはせみ 明恵上人遺跡研究号』(翡翠社 1930年9月)に掲載されている「明上人遺跡について」(水原堯榮/著)p18に
「金剛寺は、今は三谷小學校となつてはゐるが、金剛寺そのものは京都山階大本山勸修寺末中本寺として現存し、本尊愛染明王は、村の遍照寺内佛に祀られてゐることも筆者は目覩してきた。尊像は確に上人當時のものであらう。小學校は上人當時の金剛寺學問所趾で、現にその當時を雄辯に物語る老松の三基が枝葉繁茂して榮えてゐるのである。」
と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000200659