レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月28日
- 登録日時
- 2012/02/28 13:13
- 更新日時
- 2012/09/13 18:34
- 管理番号
- 秋田-1405
- 質問
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解決
「○周年」の数え方は、「満」なのか「かぞえ」なのか。
例えば、「10周年記念イベント」を実施する場合、丸10年が経過した11年目に行うべきか、丸9年が経過し10年目に入ってからおこなうべきか。
- 回答
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飯田朝子著『数え方の辞典』(小学館 2004年)p355「しゅうねん【周年】」では、「ある年数から数えて、過ぎた年数を数えます。(中略)まる1年は「1周年」、1年に満たない場合は「1年目」といいます」とある。
この観点からすると、質問の例では、「10周年記念イベント」は「丸10年が経過した11年目」に実施することがただしいとされる。
ただし、インターネット上で「周年 数え方」と検索すると、上記の考え方を示したうえで、実際はそのイベントの主催者側で考え方で、10年目で行っている例と11年目に行っている例とがあり、どちらでも誤りではないのでは、という意見が多くみられた。
したがって、正しくは「満」で数えることが正しいが、「かぞえ」であっても誤りとは言えないのでは、との回答に至った。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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横浜市中央図書館でも類似の回答あり。
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000059887
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102344