レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年3月1日
- 登録日時
- 2006/07/30 15:26
- 更新日時
- 2012/12/26 16:20
- 管理番号
- 北九-2006-0021
- 質問
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解決
夏至に、紫陽花を赤い糸で吊るしておくとその一年幸せでいられると聞いたのですが、それについて書かれた資料はありますか。
- 回答
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『日本俗信辞典 動・植物編』紫陽花の項に次の記述があります。
「土用の丑の日に、花を軒下に吊るすとお金ができる」(福井県)、「土用の丑の日に入り口に吊るすと、厄除けになり、その家は栄える」(秋田県平鹿郡)、「花を土用の丑の日に便所に入れると疫病にかからない」(千葉県東葛飾郡)など、各地に紫陽花にまつわる言い伝えが残っています。
また、『京都発市田ひろみの縁起かつぎ』には、「土用の丑の日の朝6時にアジサイの花を切って、半紙に包んで、水引きをして一年中家に吊るしておくと、小遣いに困らない」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『日本俗信辞典 動・植物編』 鈴木棠三著 角川書店 1982年 (7頁) (387/ス)
- 『京都発市田ひろみの縁起かつぎ』市田ひろみ著 淡交社 1998年 (巻末Ⅳ頁) (387.9/イ)
- キーワード
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- 紫陽花
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029777