レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年11月02日
- 登録日時
- 2016/11/05 16:44
- 更新日時
- 2017/03/07 17:44
- 管理番号
- 島根参2016-11-001
- 質問
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解決
東日本大震災が発生した時に、最初の強い揺れが何秒くらい続いたのか知りたい。
- 回答
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「東日本大震災」 「東北地方太平洋沖地震」 をキーワードに当館OPACを検索。 該当する記載のあった以下の資料を紹介。
【資料1】 『世界と日本の激甚災害事典 住民からみた100事例と東日本大震災』 (丸善出版)
p37-58 に東日本大震災に関する記述あり。 p45 に、震源に近い宮城県栗原市築館で観測されたK-NET(MYG004)の2011年3月11日14:46:36の加速度記録が掲載されており、「今回の地震動の継続時間は非常に長く約160秒で、兵庫県南部地震の約30秒の5倍以上」 と記載あり。
【資料2】 『東日本大震災合同調査報告 複合媒体資料 共通編1 地震・地震動』 (日本地震工学会)
p17 発生時刻、震源、発震機構、震源域について書かれており、「主な破壊継続時間は約160秒に及び、継続時間が長く強い地震動が広範囲で観測された」 と記載あり。
【資料3】 『東日本大震災を解き明かす』 (NHK出版)
p64-67 に 「K-NETが記録した揺れの広がり」 として、地震発生から時間の経過とともに揺れが広がっていく過程がK-NETのデータに基づいて解説されている。 「180秒後に東北地方の強い揺れが関東地方に移動し、日本全体で揺れが収まったのは地震発生から6分以上後」 と記載あり。 巻頭に 「東北地方太平洋地震における揺れの広がり」 として、地震発生後60秒後、90秒後、180秒後、300秒後のK-NETのデータをそれぞれ可視化した口絵が掲載されている。
<参考情報> ※ 2017/03/7追記
防災科学技術研究所ライブラリーHP http://dil-opac.bosai.go.jp/
主要災害調査 No.48 「東日本大震災調査報告」2012.03(2012.02)
http://dil-opac.bosai.go.jp/publication/nied_natural_disaster/index.html(最終確認2017/3/7)
気象庁HP ホーム>各種データ・資料>平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/2011_03_11_tohoku/index.html(最終確認2017/3/7)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 8版)
- 地震学 (453 8版)
- 参考資料
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【資料1】北嶋秀明 著 , 北嶋, 秀明, 1945-. 世界と日本の激甚災害事典 : 住民からみた100事例と東日本大震災. 丸善出版, 2015.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026572590-00 , ISBN 9784621083291 (p45 当館請求記号 R369.3/キ15 ※貸出禁止資料) -
【資料2】日本地震工学会 著 , 日本地震工学会. 東日本大震災合同調査報告 = Report on the Great East Japan Earthquake disaster 共通編 1 (地震・地震動). 日本地震工学会, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025304466-00 , ISBN 9784907517007 (p17 当館請求記号 453.2/ヒ/1) -
【資料3】NHK「サイエンスZERO」取材班, 古村孝志, 伊藤喜宏, 辻健 編著 , 古村, 孝志 , 伊藤, 喜宏 , 日本放送協会. 東日本大震災を解き明かす : NHKサイエンスZERO. NHK出版, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011215619-00 , ISBN 9784140814802 (p64-67 当館請求記号 45.3.2/ヒ11)
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【資料1】北嶋秀明 著 , 北嶋, 秀明, 1945-. 世界と日本の激甚災害事典 : 住民からみた100事例と東日本大震災. 丸善出版, 2015.
- キーワード
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- 東日本大震災
- 地震動
- 破壊継続時間
- K-NET
- 高密度強震観測網
- 防災科学技術研究所
- 東北地方太平洋沖地震
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000199245