レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/9/3
- 登録日時
- 2017/03/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:36
- 管理番号
- M14032112268399
- 質問
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中国の戦国時代の詩人 屈原(B.C.343~278?)の作とされる「楚辞」天問篇の中に記載された以下の詩の書き下し文を探している。
登立爲帝 孰道尚之
女〓(じょか/〓は女偏に咼)有體 孰制匠之
中国古典文学大系第15巻(詩経・楚辞)p.335に日本語の通解、p.481に白文の原詩が載っていたが、書き下し文のみ載っていない。
デジタル岡山大百科、レファレンス協同データベースでは確認できなかった。蔵書で、上記の詩の書き下し文が載っている資料があれば、紹介してほしい。
- 回答
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以下の3冊に書き下し文が確認できた。
送り仮名はカタカナ表記のもの、表記が現代仮名遣いのものもある。
登(のぼ)せ立(た)てて帝と為す 孰(たれ)か之(これ)を道(い)ひて尚(たつと)ぶ
女〓(ぢよくわ/〓は女偏に咼)體(たい)有(あ)り 孰(たれ)か之(これ)を制匠(せいしやう)せる
『漢詩大系 3』のみ「道尚(どうしょう)せる」となっている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌.韻文.詩文 (921 9版)
- 参考資料
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星川清孝『新釈漢文大系 34 』 明治書院,1978,362p. 参照はp.143.
屈原『中国の詩集 1』 角川書店,1978,254p. 参照はp.78.
『漢詩大系 3』 集英社,1980,337p,参照はp.140.
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星川清孝『新釈漢文大系 34 』 明治書院,1978,362p. 参照はp.143.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2014032112204368399
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000210789