レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/06/05
- 登録日時
- 2017/12/02 00:30
- 更新日時
- 2017/12/02 00:30
- 管理番号
- 6000010423
- 質問
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解決
4年前に亡くなった札幌在住の俳人で、季語「リラ冷え」を作った榛谷美枝子さんのことを調べている東京在住の者です。今月19日に札幌に行く用事があり、その際に榛谷さん関係の資料を閲覧したいと思っています。蔵書検索で目当ての句集や「HTB豆本2ライラック」などが中央図書館にあることがわかりました。
このほかに「リラ冷え」の言葉の誕生について取り上げた、あるいは参考になるような北海道の雑誌や書籍などの資料があればお判りになる範囲で教えて頂けますか?
- 回答
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以下の資料を提供。
- 回答プロセス
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回答
「リラ冷え」は榛谷美枝子氏の創語で、名句「リラ冷えや睡眠薬はまだきいて」で用いたのが最初であるらしい。渡辺淳一/(著)の『リラ冷えの街』の題名もここからきているらしい。 『札幌文学散歩 さっぽろ文庫63』・『北の風音』より
「リラ冷え」の語源につて書かれている資料や榛谷美枝子氏が「リラ冷え」の語句を用いている作品等を紹介。
1.「リラ冷え」の語源に関する文章が載っていた資料
・『さっぽろ文庫63 札幌文学散歩』 札幌市教育委員会/ 1992.1 (p245)
・『北の風音』 船山広治/著 1981.8 (p148~149)
・『日本随筆紀行2 北の街はリラの香り』 宇野浩二ほか/著 1986.4(p60~61)
2.榛谷美枝子さんの句集(リラ冷え・リラ咲き等を含む句)
・『句集 冷夏』榛谷美枝子/著 1977.7 (p72、81、148)
・『句集 雪礫』榛谷美枝子/著 1968.8 (p79、114、128、146、168)
・『句集 春風愁雨』榛谷美枝子/著 1989.10 (p4、57、157)
・『句集 夕牡丹』榛谷美枝子/著 2004.3 (p85、136、182~183)
・『句集 冬花火』榛谷美枝子/著 1997.7 (p282)
・『句集 山湖晩秋』榛谷美枝子/著 1984.7 (p12、105、177)
3.その他榛谷美枝子さん・季語に関する資料
・『北方季語探索の軌道の軌道』「北方季語探索の軌道」編集委員会/編 2012.5 〈ライラック・リラを北方季語として紹介。〉(p145)
・『北海道の俳句-戦後50年の歩み』 北海道立文学館/編 1996.5
〈榛谷美枝子さんのプロフィールの掲載あり。〉(p12)
・『一木万寿三展』 芸術の森美術館/編 1992
〈榛谷美枝子さんの夫の画集・夫人がモデルの絵も収録〉
〈榛谷美枝子さんの句集雑誌〉
・『札幌夏草句集』 榛谷美枝子/著 (1967年8月[1号]~1988年2月[22号])
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 札幌文学散歩札幌市教育委員会文化資料室/編北海道新聞社 (p245)
- 北の風音船山 広治/著 (p148~149)
- 一木万寿三展 芸術の森美術館/編札幌芸術の森 (p12)
- 日本随筆紀行2作品社 (p60~61)
- 句集 冷夏榛谷美枝子/著(自家) (p72,81,148)
- 北海道の俳句 -戦後50年の歩み-北海道立文学館/編札幌 北海道立文学館 (p12)
- 北方季語探索の軌道「北方季語探索の軌道」編集委員/編道俳句会 (p145)
- 句集 雪礫榛谷 美枝子/著札幌 榛谷美枝子 (p79,114,128,146,168)
- 句集 山湖晩秋榛谷 美枝子/著(自家) (p12,105,177)
- 札幌夏草句集榛谷 美枝子 1988年 2月 22号 (p12)
- キーワード
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- 榛谷 美枝子(ハンガイ ミエコ)
- リラ冷え(リラビエ)
- 北海道(ホッカイドウ)
- 句集(クシュウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000225786