レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年11月26日
- 登録日時
- 2017/05/05 10:22
- 更新日時
- 2017/07/12 14:55
- 管理番号
- 埼久-2017-004
- 質問
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解決
うつ病処方薬・精神安定剤について、「医者からもらった薬がわかる本」より詳しい記述のある、一般向けに書かれた資料がみたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
1 一般向けに書かれた資料
(1)薬の特徴などについて書かれた資料
『よくわかる 精神科薬物ハンドブック』(風祭元監修・編集 照林社 2009)
第二章「向精神薬の特徴と使い方」で、よく使われる向精神薬の特徴と使い方について解説されている。
『あなたに合う睡眠薬と精神安定剤』(福西勇夫著 法研 2011)
p56-84 第3章「精神安定剤」に患者向けのわかりやすい解説あり。
(2)服薬体験のある患者の声や評価などをまとめ、著者がコメントをつけている資料
『精神科のくすりを語ろう 患者からみた官能的評価ハンドブック』(熊木徹夫著 日本評論社 2007)
『精神科のくすりを語ろう その2 患者による官能的評価の新たな展開』(熊木徹夫著 日本評論社 2015)
(3)その他抗うつ薬に関する関連図書
『抗うつ薬の真実 抗うつ薬を飲む人、出す人へのメッセージ』(田島治著 星和書店 2011)
『抗うつ薬は本当に効くのか』(アービング・カーシュ著 石黒千秋訳 エクスナレッジ 2010)
2 医療従事者向けだが比較的わかりやすい資料
『精神科のくすりハンドブック』(樋口輝彦監修 総合医学社 2016)
『ヒーリー精神科治療薬ガイド』(デイヴィッド・ヒーリー著 田島治監訳 みすず書房 2009)
p65-116「3 うつ病への対処」「5 抗うつ薬の副作用」に詳しい解説あり。
『臨床で出合う薬の基本をマスターしよう』(原景子[ほか]編著 医学芸術新社 2009)
p155-159「うつ病のお薬」あり。
『精神科・心療内科に用いられる漢方薬』(稲永和豊編 医薬ジャーナル社 2012)
『看護者のための精神科薬物療法Q&A』(辻脇邦彦[ほか]編 中央法規出版 2011)
『治療薬イラストレイテッド 一目でわかる薬理作用と疾患別処方例』(山田信博編 羊土社 2009)
3 インターネット情報
《医薬品医療機器総合機構 ウェブサイト》(http://www.pmda.go.jp/ 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)
医療用医薬品/一般用医薬品別に、各販売薬ごとの「添付文書」と「患者向医薬品ガイド」を見ることができる。
- 回答プロセス
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1 『医者からもらった薬がわかる本 2016-2017年版』(法研 2016)の記述量を確認する
p296-387 「02 精神神経科の薬」の章に、「02 精神安定薬」(p311-318)が3種、「05 うつ病の薬」(p365-380)が6種あり。ひとつの項目につき、解説が4-5行、使用上の注意が20-30行、その他各製品の名称や成分量の記述あり。
2 NDC分類〈493.7〉(精神医学)、〈499〉(薬学)、〈492.9〉(看護学)の書架を確認する。(回答資料)
以下は記述が専門家向けのため提供しなかった資料
『抗うつ薬の選び方と用い方その実際』(星和書店 2009)
『抗精神病薬プラクティカルガイド どう選んでどう使う?』(中外医学社 2013)
『疾患と今日の処方』(医歯薬出版 2009)
『精神科薬物療法ハンドブック』(メディカル・サイエンス・インターナショナル 2001)
『精神科必須薬を探る』(宮岡等編著 中外医学社 2011)
『睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン』(じほう 2014)
『精神科救急医療ガイドライン 2015年版』(へるす出版 2015)
3 患者向けの薬の説明書を探す
《医薬品医療機器総合機構 ウェブサイト》(回答資料)
ウェブサイトの最終アクセス日は2016年11月26日。
- 事前調査事項
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「医者からもらった薬がわかる本」
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 薬学 (499 9版)
- 臨床医学.診断.治療 (492 9版)
- 参考資料
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- 『よくわかる 精神科薬物ハンドブック』(風祭元監修・編集 照林社 2009) , ISBN 978-4-7965-2211-3
- 『あなたに合う睡眠薬と精神安定剤』(福西勇夫著 法研 2011) , ISBN 978-4-87954-852-8
- キーワード
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- うつ病
- 薬物療法
- 抗精神病薬
- 精神安定剤
- トランキライザー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000215638