レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月05日
- 登録日時
- 2017/05/06 15:28
- 更新日時
- 2017/09/09 10:01
- 管理番号
- 神戸図-1315
- 質問
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「桜」の名前の由来を知りたい。「咲く」+「ら(複数)」と聞いたがその説に疑問がある。
- 回答
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『日本語源大辞典』小学館
1.桜の霊である此花サクヤ(咲耶・開耶)姫から、サクヤの転。
2.サキムラガルの約。
3.サキウラの約。
4.よろずの花の中で勝れて美しい意から、サキハヤの約転。
5.咲くと花ぐもりとなるところから、サキクモル義。
6.咲クに接尾語ラの付いたもの。
など13の説があげられている。
『日本語源広辞典 増補版』ミネルヴァ書房
さくらの項の書き出しに「語源は「咲く+ラ(花)の音便変化」が有力です。」とある。
『花言葉・花事典 : 知る・飾る・贈る』池田書店 P53
「桜の名前は、木花咲耶姫のサクヤをとったともいわれます」との説明があり。
『ものと人間の文化史 桜 1』法政大学出版局 P40
「桜の語源に関わる諸説」として「桜(さくら)の語源はどこからきたのかについても、いろいろな人びとから種々の論が出されている。一つ論が提出されるたびに反論がなされ、定説となりつつある説もあるが、これが桜の語源だとはまだ定まっていない。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『日本語源大辞典』小学館 2005 (PV:7000276710 813=N5=)
- 『日本語源広辞典 増補版』ミネルヴァ書房 2012 (PV:7200263644 813=P2=)
- 『花言葉・花事典 : 知る・飾る・贈る』池田書店 2009 (PV:7200089414 627=N9=)
- 『ものと人間の文化史 桜 1』法政大学出版局 2007 (PV:7100013366 627=N7=1)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000215681