レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/8/23
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M17102814587478
- 質問
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山の高さと気温の変化について知りたい。
- 回答
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「山の高さと気温の変化」について説明がある、以下の図書を紹介した。
①『最新気象百科』の「大気の層」の項目に「気温が高度とともに低下する割合は気温減率とよばれる。下層大気のこの領域における平均減率(または標準減率)は1km昇るごとに約6.5℃である。注意すべきことは、これらの値はただの平均値であるということである。」と記載されている。
②『山岳気象大全』の「高度と気温と風の関係」の項目に、「対流圏では、前述のとおり、地表面に近いほど大気の温度(気温)が高く、上部へ行くほど低くなっている。その割合は、地球の標準的な大気のなかでは高度が1km上昇するごとに約6.5℃下がるとされているが、日本付近では湿潤な気候のため、この割合は約6℃になっている。」と記載されている。
③『植物と微気象 -植物生理生態学への定量的なアプローチ-』の表11.1にヨーロッパ中央アルプスの海抜600mと2600mにおけるさまざまな気候要因の推定平均値が記載されている。
④『高山植物学 高山環境と植物の総合科学』の「1.1.1 気温」の項目に、「山に沿って上昇するような現実の大気では、平均的に100m上昇するに従い、0.65℃ずつ温度が低下する」と記載されている。
⑤『新課程対応版 スクエア 最新図説生物』の「日本のバイオームの水平分布と垂直分布」の項目に「地上での気温は、高度が100m高くなるにつれておよそ0.5~0.6℃の割合で低下する。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 気象学 (451 9版)
- 参考資料
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①ドナルド・アーレン『最新気象百科』 丸善,2008,583p 図版3枚. 参照はp.12-13.
②猪熊隆之『山岳気象大全』 山と溪谷社,2011,320p. 参照はp.53.
③Hamlyn G.Jones『植物と微気象 -植物生理生態学への定量的なアプローチ-』 森北出版,2017,486p. 参照はp.371.
④増沢武弘『高山植物学 高山環境と植物の総合科学』 共立出版,2009,445p. 参照はp.1.
⑤吉里勝利『新課程対応版 スクエア 最新図説生物』 第一学習社,2012,296p. 参照はp.230.
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①ドナルド・アーレン『最新気象百科』 丸善,2008,583p 図版3枚. 参照はp.12-13.
- キーワード
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- 気象
- 気温
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017102814551787478
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000232978