レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/05/10
- 登録日時
- 2017/06/15 00:30
- 更新日時
- 2017/06/29 11:27
- 管理番号
- 6000033721
- 質問
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解決
「ヒマワリ」について、分類(科・属)、開花時期、特性などを調べています。
- 回答
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きく科ヒマワリ属
夏から初秋(『改訂版原色牧野植物大図鑑』北隆館)盛夏(『草花ものしり辞典』平凡社)8月~9月(『花歳時記大百科』北隆館)
・「頭花が太陽の進行についれて回るとされ、それが名の由来になったといわれるが、実際には頭花は回らない。しかし、シロタエヒマワリのように品種によっては強い向日性を示すものもある。」(『図説花と樹の辞典』柏書房p.382)
・「日本では主に観賞用に栽培されているが、ロシア、ウクライナ、アルゼンチンなどではヒマワリ油を採取するために栽培されている。ロシアの国花。ヒマワリはカリウムの吸収力が高いことから、性質が似ているセシウムも吸収するとして福島県の原発事故以来多く栽培された。しかし、農林水産省はそのような効果はないとの見解。」(『散歩で見かける草木花の雑学図鑑』実業之日本社p.156)
・「品種には観賞用と油料用があり、油は食用、石鹸原料、潤滑油に用いられる。」(『草花もの知り事典』平凡社p.335)
・和名は「日廻り」で、向日葵または日回と書く。別名は日車(ひぐるま)、日向葵(ひなたあふひ)、日向(てんがいばな)。漢名は迎陽花、照日葵。太陽のイメージからついた名でる。英名のサンフラワーをはじめ、他の国でも太陽にちなんだ名がつけられている。(『花歳時記大百科』北隆館p.280)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『原色牧野植物大圖鑑 合弁花・離弁花編』 牧野 富太郎/著 北隆館 (p.46)
- 『図説 花と樹の事典』 木村 陽二郎/監修 柏書房 (p.382)
- 『草花もの知り事典』 平凡社/編 平凡社 (p.335)
- 『散歩で見かける草木花の雑学図鑑』 金田 洋一郎/著 実業之日本社 (p.156)
- 『花歳時記大百科』 北隆館 (p.280)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 庁内
- 登録番号
- 1000217318