レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年03月01日
- 登録日時
- 2015/04/22 17:27
- 更新日時
- 2019/11/27 11:08
- 管理番号
- 京資-308
- 質問
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解決
島原の太夫道中について知りたい。また、太夫の衣装や道中に参列する人々などについても知りたい。
- 回答
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『京・嶋原太夫:太夫・髪型の世界』のp76によると、「太夫を相手に遊楽する時、揚屋に呼び迎えるが、その時太夫が家から揚屋へ向かうのに、二人の禿を先立て、引舟を従え、長柄傘をかざさせて三本歯の下駄で内八文字を踏んで行く。」ことを太夫道中と呼んでいる。
太夫道中については、『島原花街の世界』(『毎日新聞』2003年12月12日~2004年12月17日のスクラップ)、『京舞妓歳時記』のp113~122、『島原太夫道中しるべ』、『京の花街』のp190~192に記載されている。
また、太夫の衣装や道中に参列する人々については、『吉原と島原』のp138~p145「太夫道中・花魁道中」に、「元禄の頃には、新造、禿、遣手、夜具入りの葛籠・三味線・太鼓を運ぶ男たち、晴天でも長柄の傘をさしかける男、幇間など」「文化、文政の頃には、金棒引き、箱提灯持ち、番頭新造、振袖新造、禿、遣手などが加わった」「遊女の衣裳も華麗を極め、紗綾・縮緬・羽二重・羅紗・ビロード・金襴緞子・綸子など贅を尽した」などと記載されている。
- 回答プロセス
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京都の芸者・遊里・遊女・幇間に関する資料(NDC分類:384.9)を調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384 9版)
- 参考資料
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- 『京・嶋原太夫:太夫・髪型の世界』 石原哲男著 京都書院 1991年 図書請求記号:K151||383.5||I74
- 『島原花街の世界』 [毎日新聞社編] [毎日新聞社] 2003年 図書請求記号:K1E||384.9||Ma31
- 『京舞妓歳時記』 溝縁ひろし著 東方出版 1995年 図書請求記号:K1||384.9||Mi93
- 『島原太夫道中しるべ』 島原貸席お茶屋業組合編 島原貸席お茶屋業組合 1949年 図書請求記号:K151||384.9||SH35
- 『京の花街』 渡会恵介著 大陸書房 1977年 図書請求記号:K1||384.9||W47
- 『吉原と島原』 小野武雄[著] 講談社 2002年 (講談社学術文庫;1559) 図書請求記号:K1S||384.9||O67
- キーワード
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- 太夫道中
- 島原
- 嶋原
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000171381