レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/07/21
- 登録日時
- 2017/11/09 00:30
- 更新日時
- 2017/11/09 00:30
- 管理番号
- R1000168
- 質問
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解決
お菓子など大垣の名物を教えてください。
- 回答
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大垣市編『大垣市史民俗編』には、大垣の名物として「金蝶まんじゅう」「水まんじゅう」「みそ入大垣せんべい」「柿羊羹」「梨」などが紹介されている。
「金蝶まんじゅう」はあずきのこしあんが、ほんのり酒の香りのする薄皮に包まれているまんじゅうである。「水まんじゅう」は地下水が豊富な大垣の夏の風物詩で、こしあんの餡とともに葛粉とわらび粉で作った半透明の生地を陶器のおちょこに流して固めたくずまんじゅうで、つるりとした食感が特徴である。「みそ入大垣せんべい」は安政六年(1859)の創業当時より、その製法はほとんど変わらず、小麦粉、砂糖(黄ざらめ)、ごま、糀味噌、大垣の丸山味噌を水と一緒に練り、焼き型に入れて、手焼きで作られたせんべいである。卵を使用していないので、堅く「つや」のあるせんべいである。「柿羊羹」は、岐阜県特産の「堂上蜂屋柿」を使い江戸時代から作られ続けている羊羹で、竹の容器に入っており、風情がある。「梨」が作られているのは、大垣市の曽根地区と南若森地区で、曽根町出身の漢詩人、梁川星巌が作った私塾が「梨花村草舎」とあることから、梨の栽培は江戸時代から行われていたと推察される。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B10971555 大垣市史 民俗編 大垣市/編集 大垣市 2008.3 215.3 (P.252~264)
- B11886849 大垣市咲楽 2015/6 アドキットインフォケーション(岐阜市) (P.11~14)
- B11348335 全国五つ星の手みやげ 岸朝子/著 東京書籍 2008.8 602.153
- 大垣市推奨観光土産品 www.ogakikanko.jp/miyage/
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000224425