レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/08/09
- 登録日時
- 2016/10/08 00:30
- 更新日時
- 2016/10/29 14:37
- 管理番号
- HC-16080920
- 質問
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解決
江戸時代の物価変動と、お金の単位換算について知りたい。
- 回答
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■物価変動について
自館所蔵資料を調査したところ、『江戸物価事典』(1979年 展望社)p.271-332に「主要品物価表」、p.454-475に「米相場表」が掲載されています。『近世後期における主要物価の動態』(1989年 東京大学出版会)には、主要商品相場表、日用品小売物価表などが掲載されています。『一目でわかる江戸時代』(2004年 小学館)p.19には「江戸後期の物価」が掲載されています。
■お金の単位換算について
自館所蔵資料を調査したところ、『江戸物価事典』(1979年 展望社)p.78-79に「銭の価・相場の変遷」、p.79-80に「金銀銭公定換算率」が掲載されています。『一目でわかる江戸時代』(2004年 小学館)p.16には、「江戸を中心とした東日本では金貨、上方を中心とした西日本では銀貨を主として使うのが一般的で、少額の取引には銭が使われた。金1両=銭4000文といった公定の交換比率が定められていたが、大坂や江戸では毎日相場が立てられ、その時その場所の相場で交換された。相場の変動は物価にも影響し、人々の暮らしにも関係した。」と記載されており、p.17に「金・銀・銭三貨の比率」が図で掲載されています。
また、インターネットでは、日本銀行金融研究所貨幣博物館のホームページに「お金の歴史に関するFAQ」(http://www.imes.boj.or.jp/cm/history/historyfaq/ インターネット最終アクセス日:2016.8.23)が掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384 8版)
- 参考資料
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- B11097089 江戸物価事典 小野武雄/編著 展望社 1979.5 337.821
- B11270101 近世後期における主要物価の動態 三井文庫/編 東京大学出版会 1989.6 337.821 4-13-046038-2
- B10393371 一目でわかる江戸時代 竹内誠/監修 小学館 2004.5 210.5 4-09-626067-3
- 日本銀行金融研究所貨幣博物館ホームページ(お金の歴史に関するFAQ) http://www.imes.boj.or.jp/cm/history/historyfaq/ 2016.8.23
- キーワード
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- 江戸
- 物価
- 通貨
- 比率
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 参考
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000197939