レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/11/08
- 登録日時
- 2014/12/14 00:30
- 更新日時
- 2014/12/16 13:49
- 管理番号
- 所沢新所-2014-007
- 質問
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解決
子どもの失語(失語症)に関する資料を複数冊見たい。
- 回答
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下記資料に記載されています。
〇『うちの子、言葉が遅いかな?』 メタモル出版 2012年
〇『ことばでつまずく子どもたち』 中央法規出版 2011年
〇『Q&Aと事例で読む親と教師のためのLD相談室』 中央法規 2011年
〇『図解よくわかる自閉症』 ナツメ社 2008年
〇『発達障害の子どもの心と行動がわかる本』 西東社 2014年
〇『脳のリハビリQ&A』 講談社 1998年
〇『特別支援教育大事典』 茂木俊彦/編集代表 旬報社 2010年
〇『メンタルヘルス解説事典』 大原健士郎/編 中央法規出版 1987年
〇『LD・学習障害事典』 キャロル・ターキントン/著 明石書店 2006年
〇『発達障害事典』 パスカル・J.アカルド/編 明石書店 2011年
〇『 こころの医学事典』 野村総一郎/監修 講談社 2003年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
検索条件:
分類:493.7[精神医学]、378[障害児教育]、599[育児]など
一般件名:「失語症」、「心身障害児」など
〇『うちの子、言葉が遅いかな?』 金子保/著 メタモル出版 2012年
幼児期の言葉のつまづきについて、兆候例、対策、年齢・発達に合った遊び等の記載あり。
〇『ことばでつまずく子どもたち』 竹下研三/著 中央法規出版 2011年
話す・読む・書くのメカニズムについて、言葉につまづいている子どもの実例を取り上げた症例の解説、「ことばにつまづいている子どもへの対応」等の記載あり。
〇『Q&Aと事例で読む親と教師のためのLD相談室』 山口薫/編著 中央法規 2011年
p.17 LD(学習障害)のある子どもたちが示すさまざまな困難について、「ことばの困難(聞く、話す等のコミュニケーション能力にみられる困難)」があるとの記述あり。
p.20 高機能自閉症の症状として「言葉の発達の遅れ」があるとの記述あり。
p.40 「乳児期に発達に気がかりがあった場合、どこに相談したらよいでしょうか」の項あり。
p.42 「ことばの発達に遅れがあるようです」の項あり。
〇『図解よくわかる自閉症』 榊原洋一/著 ナツメ社 2008年
p.14 「ことばの理解が遅く、会話をすることがむずかしい」の項あり。
ことばが遅い、会話をしないことが自閉症の大きな特徴であり、ことばの遅れで自閉症と気づくことが多い等の記述あり。
〇『発達障害の子どもの心と行動がわかる本』 田中康雄/監修 西東社 2014年
「こんな様子が気になったら」の章に下記の項あり。
p.32 「言葉が遅い/初語がなん語ではない」
p.33 「指さしをして注意をひかない/言葉で気持ちを伝えない」
〇『脳のリハビリQ&A』 武田克彦/著 講談社 1998
p.81 「Q38 子どもの失語症の回復について教えてください」の項あり。
2.下記資料には参考となる記載がありませんでした。
△『失語症の人と話そう』 中央法規出版 2004年
子どもの事例なし。
△『失語論』 平凡社 1995年
専門的な内容。子どもの事例なし。
△『脳はおしゃべりが好き』 真興交易(株)医書出版部 2007年
失語症について、失語症からの回復例、家族にできること、予防法等についての記述はあるが子どもの事例なし。
△『ヒトはなぜことばを使えるか』 講談社 1998年
以下の章に失語に関する記述あり。子どもの事例なし。
p.55 「第二章 ことばを失うということ」
p.153 「第四章 脳・心・言葉」
△『失語症を解く』 人文書院 2003年
子どもの事例なし。
△『子どもの言語学習能力』 風間書房 2013年
子どもがいかにして言語を獲得していくかの発達心理学に関する専門的な内容。
失語等についての記述は確認できず。
△『精神医学事典』 加藤正明/編者代表 弘文堂 2001年
「失語」の項目あり。子どもについての記述なし。
△『現代精神医学事典』 加藤敏/編集委員 弘文堂 2011年
「失語」の項目あり。子どもについての記述なし。
×『学校メンタルヘルス実践事典』 児玉隆治/[ほか]編集 日本図書センター 1996年
×『自閉症スペクトラム辞典 日本自閉症スペクトラム学会/編 教育出版 2012.3 493.76 978-4-316-80190-2
×『ストレスの事典』 河野友信/編集 朝倉書店 2005年
×『心身障害児教育・福祉・医療総合事典』 大川原潔/[ほか]編集 第一法規 1977年
3.後日調査による追加資料
〇『特別支援教育大事典』 茂木俊彦/編集代表 旬報社 2010年
p331「失語」の項目と「失語の類型と症状の概要 」一覧表あり。
〇『メンタルヘルス解説事典』 大原健士郎/編 中央法規出版 1987年
p29-30「失語」の項目あり。
p106-107「緘黙症」の項に「口を閉ざして全くしゃべらないかあるいは特定のごく親しい人を除いてしゃべらない状態を緘黙症という。最もポピュラーにみられるのは、児童期に発症する心因性緘黙症であり、全緘黙と選択緘黙とがある。」と記述あり。
〇『LD・学習障害事典』 キャロル・ターキントン/著 明石書店 2006年
p16-17「失語症」の項目と「失語症のタイプ」について記述あり。
〇『発達障害事典』 パスカル・J.アカルド/編 明石書店 2011年
p32-33「失語症」の項「後天的な大脳損傷により言語を正しく使ったり、理解したりする能力が損なわれること。発達小児科では、言語能力の深刻な欠如をこのように呼ぶことがある。それほど重度でない小児については、言語障害と診断される。左大脳半球皮質(脳の表層部)の損傷が原因と思われる。」と記述あり。
〇『 こころの医学事典』 野村総一郎/監修 講談社 2003年
p80「言葉が遅い」の項目あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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- うちの子、言葉が遅いかな? 金子保/著 メタモル出版 2012.7 599 978-4-89595-827-1
- ことばでつまずく子どもたち 竹下研三/著 中央法規出版 2011.9 378 978-4-8058-3533-3
- Q&Aと事例で読む親と教師のためのLD相談室 山口薫/編著 中央法規出版 2011.12 378 978-4-8058-3548-7
- 図解よくわかる自閉症 榊原洋一/著 ナツメ社 2008.3 493.9375 978-4-8163-4462-6
- 発達障害の子どもの心と行動がわかる本 田中康雄/監修 西東社 2014.7 493.937 978-4-7916-1947-4
- 脳のリハビリQ&A 武田克彦/著 講談社 1998.10 493.73 4-06-254040-1
- B11656838 特別支援教育大事典 茂木俊彦/編集代表 旬報社 2010.3 378.033 978-4-8451-1150-3
- メンタルヘルス解説事典 大原健士郎/編 中央法規出版 1987.3 493.79 4-8058-0428-9
- LD・学習障害事典 キャロル・ターキントン/著 明石書店 2006.7 378.033 4-7503-2360-8
- 発達障害事典 パスカル・J.アカルド/編 明石書店 2011.1 493.76 978-4-7503-3327-4
- こころの医学事典 野村総一郎/監修 講談社 2003.3 493.7 4-06-210762-7
- キーワード
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- 失語
- 失語症
- 言語
- 言葉
- 子ども
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000164516