レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年09月16日
- 登録日時
- 2015/09/22 17:30
- 更新日時
- 2016/05/26 15:28
- 管理番号
- 吹-30-2015-009
- 質問
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解決
服というものの始まりを知りたい。いつ、どのようにして、どのようなものが作られ、身につけられるようになったのか。
- 回答
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1『世界服飾史のすべてがわかる本』(能澤慧子/監修 ナツメ社)
2『世界服飾史』(深井晃子[ほか]/執筆 美術出版社)
3『糸から布へ』(小林桂子/著 日貿出版社)
1『世界服飾史のすべてがわかる本』より
・「現在見つかっている最古の衣服は、ヨーロッパ・アルプスで発見された、約5300年前のミイラが装着していたものだ。アイスマンあるいはエッツィと呼ばれるミイラは、毛皮の上着やコート、帽子、草で編んだマント、内側に草を詰めた革製の靴など、明らかに防寒用の服を身につけていた」とあり、その写真も(上半身のみであるが)掲載されている。現在発見されている最古の服の形状を見ることができ、当時の衣服の目的は防寒・防護であったことがわかった。
・「猿人から原人、旧人へと進化してきた人類の祖先は、石器を改良しながら、動物の毛皮や植物を利用した衣服を作り、身につけていたと考えられている」「2009年9月、グルジアの丘陵地帯の洞窟にある旧石器時代の地層から、約3万年前に人類が使ったと考えられる繊維素材が発掘された」とあるので、さらに古い時代に毛皮や植物を繊維にしたものを衣服として使用していたであろうことがわかる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 8版)
- 参考資料
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能澤慧子 監修 , 能沢, 慧子, 1947-. 世界服飾史のすべてがわかる本 : 史上最強カラー図解. ナツメ社, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023402020-00 , ISBN 9784816351952 -
深井晃子 [ほか]執筆 , 深井晃子 監修 , 深井, 晃子, 1943-. 世界服飾史 : カラー版 増補新装. 美術出版社, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010819171-00 , ISBN 9784568400779 -
小林桂子 著 , 小林, 桂子, pub. 2013. 糸から布へ : 編む・もじる・組む・交差する・織る技法. 日貿出版社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024168644-00 , ISBN 9784817081933
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能澤慧子 監修 , 能沢, 慧子, 1947-. 世界服飾史のすべてがわかる本 : 史上最強カラー図解. ナツメ社, 2012.
- キーワード
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- 衣服
- 服飾
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000180426