レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/7/15
- 登録日時
- 2015/12/02 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M15071917077260
- 質問
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「教育県岡山」の表現はいつ、どんな理由からか
- 回答
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『岡山県通史 下巻』(1930.11)によると、「岡山県が夙に教育県の名を博する所以」として、
・吉備真備
・江戸時代の明君
の存在をあげている。
『岡山県教育会五十年史』(1936.3)の「序」(国富友次郎 1935.12.13)によると、「教育岡山県なる伝統的名声」の記述がある。
『岡山県教育史 上巻』(1937.10)の「序」(国富友次郎 1937.8)にも、「教育県岡山県」を生んだ母体として
・吉備真備、和気清麻呂
・源空、栄西
・雪舟
・宇喜多秀家
・池田光政はじめ県下の各藩主
を輩出した歴史と環境をあげている。
そのほか、
『岡山の教育』(1972)、『岡山県教育百年の歩み』(1972)、『岡山県の教育史』(1988)にも「教育県岡山」の記述が見られ、
・吉備文化の先進的・開明的な伝統
・池田光政の文教政策(藩学校、閑谷学校など)
・寺小屋・私塾教育の隆昌
・女子教育の普及
・幼児教育の発達
・幕末・明治初期の洋学者、教育者の業績
などがあげられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育 (370 9版)
- 参考資料
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永山卯三郎『岡山県通史 下巻』岡山 岡山県,1930,1冊. 参照はp.800.
『岡山県教育会五十年史』岡山 岡山県教育会,1936, 189p. 参照は「序」.
『岡山県教育史 上巻』岡山 岡山県教育会,1937, 382p. 参照は「序」.
秋山和夫『岡山の教育』岡山 日本文教出版,1972,197p.
『岡山県教育百年の歩み』岡山 岡山県教育委員会, 1972,31p. 参照はp.1-7.
ひろたまさき、倉地克直『岡山県の教育史』 思文閣出版, 1988,371p. 参照はp.336-337.
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永山卯三郎『岡山県通史 下巻』岡山 岡山県,1930,1冊. 参照はp.800.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2015071917025777260
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000184900