レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年7月12日
- 登録日時
- 2015/07/12 14:51
- 更新日時
- 2016/07/05 17:25
- 管理番号
- 相大-H27-003
- 質問
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解決
土蔵の歴史・構造・材料等について調べたい。
- 回答
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『住まいの歴史読本』
『日本民俗大辞典 下た~わ・索引』
『国史大辞典 第10巻 とーにそ』
『建築大辞典 第2版 普及版』
『日本建築辞彙 新訂』
上記資料とインターネットの情報を提供した。
- 回答プロセス
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1.自館OPACで“どぞう” “土蔵”で検索するが適当な資料が見つからず。
2.民俗学、建築関連の書架を探す。
『住まいの歴史読本』 前 久夫/著 東京美術 1977 【s07458920 R383.9】
p107-110「土蔵」の項あり。土蔵の歴史的な事、特徴などのついての記述あり。
『日本民俗大辞典 下た~わ・索引』 福田アジオ/(他)編 吉川弘文館 2000 【s17092388 R382.1】
p219「土蔵」の項あり。歴史、構造、用途について記述あり。
『国史大辞典 第10巻 とーにそ』 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1997 【s07451487 R210.0】
p370「土蔵」の項あり。歴史、構造、用途について記述あり。
『建築大辞典 第2版 普及版』 彰国社/編 彰国社 2000 【s20231254 R520】
p1196「土蔵」「土蔵造り」の項あり。用途、構造について簡単な説明あり。
『日本建築辞彙 新訂』 中村達太郎/著 太田博太郎/編 稲垣栄三/編 中央公論美術出版 2011 【s25302373 R521】
p289「土蔵」の項あり。
「木骨土塀なる耐火的物置をいう。(略)上等土蔵の壁厚は八寸程あるなり。これを弐重四辺塗となす」とあり、24層の名称とその厚さの表記あり。
3.インターネットGoogleで“土蔵の構造”で検索する。
①「富山県伝統的建築技術調査報告書」富山県教育委員会のPDFがヒットする。
富山県内の土蔵の歴史、各部分の説明、土蔵の構造や修理・保存についての調査報告書で、土蔵全般について詳しく書かれている。
http://www.pref.toyama.jp/sections/3009/3007/dozou/pdf/1.pdf(最終確認 2015.9.15)
②「建築をめぐる話・・・つくることの原点を考える」のHPの下記のページがヒットする。
「日本家屋構造 中巻 製図編」の紹介―13:「二十二付属建物 土蔵」
原文(図、写真含む)と、原文に説明を加えながら現代文にしたものがあり、土蔵の構造、工法、使用材料が詳しく書かれている。
http://blog.goo.ne.jp/gooogami/e/1c11929f966c47376b3a7a1b55136e24(最終確認 2015.9.15)
材料については、2の資料に木材、土、粘土、漆喰等の記述があったが、詳しくは書かれていなかった。
インターネット情報の①「富山県伝統的建築技術調査報告書」の「第4章土蔵の修理と保存処置~土蔵の構造」と②「建築をめぐる話・・・つくることの原点を考える」のHPの現代文の説明に詳しく書かれていた。
注:【 】内は、自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 日本の建築 (521 9版)
- 参考資料
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- 『住まいの歴史読本』 前 久夫/著 東京美術 1977
- 『日本民俗大辞典 下 た~わ・索引』 福田アジオ/(他)編 吉川弘文館 2000
- 『国史大辞典 第10巻 とーにそ』 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1997
- 『建築大辞典 第2版 普及版』 彰国社/編 彰国社 2000
- 『日本建築辞彙 新訂』 中村達太郎/著 中央公論美術出版 2011
- キーワード
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- 土蔵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177118