レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/05/22
- 登録日時
- 2014/10/13 00:30
- 更新日時
- 2014/10/13 00:30
- 管理番号
- 参調 14-0022
- 質問
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解決
明治4年の欧米使節団の関係資料(特に実記)について知りたい。
- 回答
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件名「岩倉使節団」で分類されている当館所蔵資料を下記のとおり紹介。
岩倉使節団の動向について一番詳しいのが、使節団の一人「久米邦武」が著した「米欧回覧実記」。
当館では、『特命全権大使米欧回覧実記』博聞社1878年版、岩波書店1985年版、慶應義塾大学出版会2005年版の3種を所蔵。
その他参考資料も紹介。
“米欧亜回覧の会”という団体の鵜飼直哉氏がインターネットで、実記のそれぞれの版の違いについて述べていることも参考として紹介した。(『21 世紀を担う学生諸君に一読を薦めたい本 「現代語訳・米欧回覧実記」』p.2より)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 7版)
- 参考資料
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- 1 幕末維新使節団のイギリス往還記 松村/昌家?著 柏書房 2008.9 210.5933/B 幕末から明治にかけて、ヴィクトリア朝最盛期のイギリスを訪れた幕末維新使節団と岩倉使節団の足跡を再現。英国と日本に残された資料を駆使し、彼らの先進文明国体験と衝撃を歴史的・文化史的に検証する。
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2 堂々たる日本人 泉/三郎?著 祥伝社 1996.11 210.61/D 近代国家をいかにつくるか。明治4年、岩倉具視、大久保利通、伊藤博文らは、1年10か月の欧米視察の途についた。日本近代化の原点ともいえる岩倉使節団の旅の概要を伝え、深い教養と礼節をもって対処した男たちの姿を描く。 -
3 誇り高き日本人 泉/三郎?著 PHPエディターズ・グループ 2008.6 210.61/HO 明治のサムライはなぜ欧米人から賞賛されたのか…。知られざる歴史的壮挙というべき大旅行「岩倉使節団」の物語。岩倉具視をはじめとする日本の針路を決めた男たちの、気概に満ちた大視察旅行を鮮やかに描き出す。 -
4 岩倉使節団の再発見 米欧回覧の会?編 思文閣出版 2003.3 210.61/I 近代国家の建設をめざし明治初頭に実行された「岩倉使節団」の全容と現在の研究状況を、第一線の研究者が論じ合う。2001年に開催された国際シンポジウム「岩倉使節団の再発見とその今日的意義」での成果をまとめる。 -
5 岩倉使節団のパリ 富田/仁?著 翰林書房 1997.7 210.61/I 岩倉使節団の理事官として使節団に随行し、フランス入りをした学祖・山田顕義。その足跡を木戸孝允らの日記をめぐってたどり、岩倉使節団の人々の人間関係にも目を向け、その全体像にアプローチする。 -
6 岩倉使節団の歴史的研究 田中/彰?著 岩波書店 2002.6 210.61/I 日本近代化の画期をなす岩倉使節団の意義を、使節団の制度文物の偉大な見聞を記した「米欧回覧実記」を主軸に据えて、広い視野に立ち、長い射程から縦横かつ周到に論じる。著者の長年にわたる研究を集大成。 -
7 岩倉使節団『米欧回覧実記』 田中/彰?著 岩波書店 1994.2 210.61/I 新国家の創出に大きくかかわった使節団の旅の日々の体験が、著者自身の追体験の旅に重ねられ、深い洞察の下に活写される。1977年刊「岩倉使節団」に補訂を加え再刊。 -
8 欧米から見た岩倉使節団 イアン・ニッシュ?編 麻田/貞雄?訳者代表 ミネルヴァ書房 2002.4 210.61/O 欧米諸国が見せた驚くべき善意と歓待。歴訪国での発掘資料を駆使し、岩倉使節団の壮大な旅程とその実像、使節団が欧米諸国の人々にどのように受け入れられたかを検討する。 -
9 白い崖の国をたずねて 宮永/孝?著 集英社 1997.3 210.61/SH 120年前、近代日本のかたちを求め、新政府の使節団が「世界の工場」イギリスを訪れた。副使・木戸孝允を中心に、120日間におよぶ彼らの滞在を跡づけ、その様子・見聞をヴィヴィッドに再現する。 -
10 特命全権大使米欧回覧実記 1 アメリカ編 久米/邦武?編著 水澤/周?訳・注 慶應義塾大学出版会 2008.6 210.61/TO/1 明治維新期のリーダーたちは、「世界」に何を見たのか-。「岩倉具視使節団」に随行した久米邦武による、19世紀の世界情勢を生き生きと伝える世界一周旅行記。1は、横浜出港からアメリカ訪問200余日の滞在を収録。 -
11 特命全権大使米欧回覧実記 2 イギリス編 久米/邦武?編著 水澤/周?訳・注 慶應義塾大学出版会 2008.6 210.61/TO/2 明治維新期のリーダーたちは、「世界」に何を見たのか-。「岩倉具視使節団」に随行した久米邦武による、19世紀の世界情勢を生き生きと伝える世界一周旅行記。2は、産業革命期のイギリスをめぐる120余日の旅を収録。 -
12 特命全権大使米欧回覧実記 3 ヨーロッパ大陸編 久米/邦武?編著 水澤/周?訳・注 慶應義塾大学出版会 2008.6 210.61/TO/3 -
13 特命全権大使米欧回覧実記 4 ヨーロッパ大陸編 久米/邦武?編著 水澤/周?訳・注 慶應義塾大学出版会 2008.6 210.61/TO/4 -
14 特命全権大使米欧回覧実記 5 ヨーロッパ大陸編 久米/邦武?編著 水澤/周?訳・注 慶應義塾大学出版会 2008.6 210.61/TO/5 -
15 特命全権大使米欧回覧実記 総索引 水澤/周?作成 慶應義塾大学出版会 2008.7 210.61/TO/6 「現代語訳特命全権大使米欧回覧実記」全5巻を読み解くための便利な総索引。上製版(函入り愛蔵版)、普及版のどちらにも対応。「事項」「人名」「地名」の3部で構成し、項目を50音順に配列する。 -
16 『米欧回覧実記』の学際的研究 田中/彰?編著 高田/誠二?編著 北海道大学図書刊行会 1993.3 290.9/B 明治11年刊「米欧回覧実記」はあらゆる分野にわたる一種のエンサイクロペディアとでもいうべきもので、これを、専門分野を異にした人々が共通の関心を持ちつつ異なった視座から多様に読み解いていく。 -
17 特命全権大使米欧回覧実記 1 アメリカ編 久米 邦武∥編著 水沢 周∥訳注 慶応義塾大学出版会 2005.5 290.9/TO/1 19世紀の世界情勢を生き生きと伝える日本ではじめての世界一周旅行記、岩倉使節団の旅を記録した「米欧回覧実記」を現代語化する。政治、経済、社会、技術、風俗など幅広い分野から見る、近代史、比較文明論の一級資料。 -
18 特命全権大使米欧回覧実記 2 イギリス編 久米 邦武∥編著 水沢 周∥訳注 慶応義塾大学出版会 2005.5 290.9/TO/2 -
19 特命全権大使米欧回覧実記 3 ヨーロッパ大陸編 久米 邦武∥編著 水沢 周∥訳注 慶応義塾大学出版会 2005.5 290.9/TO/3 -
20 特命全権大使米欧回覧実記 4 ヨーロッパ大陸編 久米 邦武∥編著 水沢 周∥訳注 慶応義塾大学出版会 2005.5 290.9/TO/4 -
21 特命全権大使米欧回覧実記 5 ヨーロッパ大陸編 久米 邦武∥編著 水沢 周∥訳注 慶応義塾大学出版会 2005.5 290.9/TO/5 -
22 明治留守政府 笠原/英彦?著 慶應義塾大学出版会 2010.1 312.1/ME 岩倉使節団の洋行中、要人を欠いた政府は難題に直面しつつも急進的に近代化政策を押し進めてゆく-。「行政主導国家」の原型が築かれ、日本の新しい針路が定まってゆく過程を、個性的な人間像にも着目しながら力強く描写する。 -
23 世界の中の日本の役割を考える 芳賀/徹?[ほか述] 米欧亜回覧の会?編 慶應義塾大学出版会 2009.4 319.1/SE 岩倉使節団が日本の近代国家としての礎を築いてから、日本はいかなる変貌を遂げたのか。国内およびアメリカ、中国、韓国、インドネシア、インドの専門家も交え、世界的視野から行われた討議から、日本のあるべき姿を提唱する。 -
24 岩倉使節団とイタリア 岩倉/翔子?編著 京都大学学術出版会 1997.8 319.1037/I 小国分立から、統一へ。共通する問題を抱えていたイタリアと日本。両国の近代化の担い手たちは、お互いをどうとらえ、何を思ったのか。知られざる使節団史を、イタリア側の資料から明らかにする。 -
25 特命全権大使米欧回覧実記 第1編 米利堅合衆国の部 太政官記録掛∥編 博聞社 1878.10 290.9/TO/1
- キーワード
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- 岩倉使節団
- 欧米使節団
- 米欧回覧実記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000160842