レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/07/27
- 登録日時
- 2011/12/16 02:03
- 更新日時
- 2014/04/11 10:43
- 管理番号
- 滋2011-0794
- 質問
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解決
比叡山延暦寺の千日回峰行には3つの流派があるそうだが、その流派名を知りたい。また、各流派が生じた理由を知りたい。
- 回答
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回峰行の流派には、大きく分けて3つの流派があります。東塔の玉泉流、西塔の正教房流、横川の回向流です。回峰行は平安時代に相応がはじめたもので、当初巡礼的に歩いていたものが、鎌倉時代末期から室町時代にかけて形態が整えられ、戦国時代には各法脈(仏法を師から弟子へと伝える系脈)が生じました。出峰場所から東塔、西塔、横川の系統に大きく分けられ、東塔の玉泉流、西塔の正教房流、横川の回向流など、三塔それぞれの流派が生じました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 8版)
- 参考資料
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- 1 日本仏教史辞典 今泉淑夫∥編 吉川弘文館 1999年 R-1821-イ
- 2 比叡山回峰行の研究 平松澄空∥著 中山書房 1982年 5-1811- 82
- 1 江戸時代人づくり風土記 25 石川松太郎∥[ほか]編纂 農山漁村文化協会 1996年 S-2500- 96
- 2 仏教における修行とその理論的根拠 日本仏教学会∥編集 平楽寺書店 1980年 5-1811- 80
- 3 行とは何か 藤田庄市∥著 新潮社 1997年 5-1811- 97
- キーワード
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- 回峰行
- 延暦寺
- 比叡山
- 相応
- 玉泉流
- 正教房流
- 回向流
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000098218