レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003年10月03日
- 登録日時
- 2018/04/02 16:48
- 更新日時
- 2018/04/02 16:48
- 管理番号
- 20180408
- 質問
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解決
「かわらけ」ってなに?
- 回答
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素焼きの土器です。
椀・皿・杯などとして使われました。
詳細は以下の資料をご覧ください。
- 回答プロセス
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①国史大事典で「かわらけ」をみると「土器」を見よとある。
②「土器」をみると、「後世になると土器は「かわらけ」と呼ばれて、焼成温度の低い組成の焼き物の代名詞となった」とある。
③わりと頼りになる『平安時代史事典』をひくと「土器」に「かわらけ」とふりがながふってあり、「食物の盛器や酒杯としても用いられた素焼きの土器」。
④生活の中で使われていたものなので、鎌倉の考古資料を色々見る
⑤「土器」なので、考古学の辞典も見る
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『平安時代史事典 本編 上』 古代学協会/編 角川書店 1994 【R 210.36】
- 『中世都市鎌倉を掘る』 鎌倉考古学研究所/編 日本エディタースクール出版部 1994 【210.2】 P296 鎌倉関係用語解説
- 『よみがえる中世 3』 平凡社 1989 【210.4】 P185~ かわらけ作り
- 『中世都市鎌倉』 河野真知郎/著 講談社 1995 【210.2】 P193~ 料理を食べる P239~ かわらけづくり
- 『中世武士と土器』八重樫忠郎/編 高志書院 2016 【K 210.4】
- 『日本考古学事典』田中琢/〔ほか〕編 三省堂 2002 【R 210.2】P169~170
- 『私のかまくら 2003年1月~12月』私のかまくら編集室/編 アルファ 2003 【K1 051】 4月号 P18~ 鎌倉・人間風土記
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000234090