レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/7/13
- 登録日時
- 2016/09/13 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:38
- 管理番号
- M16071317380225
- 質問
-
学芸会と学習発表会は何が違うのか。
- 回答
-
『教育用語辞典』の「学習発表会」の項目には「学習発表会は,文化祭(学芸会)作品展示会(展覧会)音楽会(合唱祭)読書感想発表会、クラブ発表会などとともに児童(生徒)が各教科などにおける日ごろの学習の成果を総合的に発展させ、発表し合い、互いに鑑賞する行事」と記載されている。なお「学芸会」の項目はない。『現代学校教育大事典』の「学芸会」の項目には「学芸会は学芸的行事の一つの活動として位置づけられているものである。一般に児童生徒が各教科等における平素の学習活動の成果を総合的に生かし、発表し合い、互いに鑑賞する行事である。」と記載されている。なお「学習発表会」という項目はない。また、『学校ことはじめ事典』p64では学芸会の始まりについて紹介されており、「学芸会の前史としては、寺子屋時代の「席書」や「大凌」― 一種の習字コンクールがあり、明治前半期には等級制にもとづく定期試験のあとの、進級試験優等合格者への表彰や成績デモンストレーションなどがあった。いわば、教育や学習の効果を範示もしくはPRする機会だったといえる。ところが、学級制の成立した1890年代以降、子どもたちの学習結果を父母に公開する学芸会が定着するのは、運動会よりもはるかに遅く、1900年代から1910年代、明治末から大正にかけてであった。」とある。確認した資料で「学芸会」と「学習発表会」の両方の項目を扱う資料はなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 教育 (370 9版)
- 参考資料
-
-
『教育用語辞典 教育新時代の新しいスタンダード』 ミネルヴァ書房,2003,547p. 参照はp.69-69.
『現代学校教育大事典』 ぎょうせい,2002,551p. 参照はp.315-315.
佐藤 秀夫『学校ことはじめ事典』 小学館,1987,191p. 参照はp.64-65.
-
『教育用語辞典 教育新時代の新しいスタンダード』 ミネルヴァ書房,2003,547p. 参照はp.69-69.
- キーワード
-
- 学芸会
- 学習発表会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016071317322380225
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000196842