レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年09月04日
- 登録日時
- 2013/09/04 19:05
- 更新日時
- 2014/11/15 10:44
- 管理番号
- 神戸図-544
- 質問
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かつて神戸市中央区の春日野道や、須磨区妙法寺、あるいは灘区岩屋あたりに花街や遊廓があったらしいが、それについて
- 回答
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加藤政洋『花街ー異空間の都市史』朝日新聞社
p.116-132に「西新開地」として現長田区の花町が、
p.214-216に敏馬神社界隈(今の岩屋あたり)の花街について、
p.220-222に「東新開地」として今の春日野道にあたる場所の花街が、
p.222-223に「花街新地」として妙法寺の花街が紹介されている。
また加藤政洋『神戸の花街 盛り場考 モダン都市のにぎわい』神戸新聞総合出版センターには、神戸の盛り場(第1・4・6章)とともに新福原・柳原・新川・花隈・三宮・敏馬・須磨寺(第2章)、新開地(第5章)、西新開地と呼ばれた長田区南部、東新開地と呼ばれた春日野道(第3章)などの花街が紹介される。このほかにも二宮や東出町にも花街があった(P91)。ほかに盛り場についての加藤氏が論説したものには「神戸の新開地の風景」『モダン都市の風景』ナカニシヤ出版などがある。
戦後の風俗街については、茶園敏美『パンパンとは誰なのか』
が詳しい。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384)
- 参考資料
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- 加藤政洋『花街ー異空間の都市史』 朝日新聞社 2005 (PV:7000311758 3849=N5)
- 加藤政洋「神戸の新開地の風景」『モダン都市の風景』所収 ナカニシヤ出版 2008 (PV:7200042024 5188=N8)
- 加藤政洋『神戸の花街 盛り場考 モダン都市のにぎわい』 神戸新聞総合出版センター 2009 (PV:720011094 0012=1649)
- 茶園敏美『パンパンとは誰なのか』 インパクト出版会 (PV:7200406514 3684=P4)
- キーワード
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- 遊廓
- 花街
- 盛り場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000136712