レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/10/20
- 登録日時
- 2017/01/12 00:30
- 更新日時
- 2017/01/12 00:30
- 管理番号
- 6001020219
- 質問
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解決
古代寺院の瓦が時代別に記載された資料を探しています。
- 回答
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以下の資料が参考になります。
『日韓の瓦』(森郁夫/共著 帝塚山大学出版会 2008.3)
第2章の「瓦の歴史」に飛鳥時代、奈良時代から江戸時代まで時代別に記述されています。
p.42~100(飛鳥・奈良時代・平安時代)
飛鳥時代は飛鳥寺や豊浦寺、坂田寺など個々の寺院別に記述があります。
『日本の美術66:古代の瓦』(稲垣晋也/編 ぎょうせい 1971.11)
「鐙瓦・宇瓦」、「棰先瓦」、「隈木先瓦・その他」、「鬼瓦」、「鴟尾」の項目があり、それぞれ飛鳥時代、白鳳時代、奈良時代、平安時代に分かれて記述されており、寺院が例示されています。
『瓦』(森郁夫/著 法政大学出版局 2001.6)
p.93~129
「Ⅰ.瓦の効用と歴史」に日本の瓦の歴史に関して「初めての瓦作り」、「造営工事と瓦」、「瓦の年代」の項目に分かれて記述されています。
p.225~266
「Ⅱ.古代の瓦」には「技術の伝播」と題する章があり、豊浦寺をはじめ山背北野廃寺、飛鳥寺、法隆寺など多くの寺院が挙げられています。
『東国の古代寺院と瓦』(岡本東三/著 吉川弘文館 1996.10)
p.23~39
「日本における瓦の変遷」という項があり、7世紀から12世紀について1世紀ごとに分けて記述されています。特に7世紀、8世紀については四半世紀ごとに分けられて記述されており、それぞれに寺院の名が記されています。
『日本の古代瓦』(森郁夫/著 雄山閣出版 1991.11)
第1部「古代の瓦と塼」に「若草伽藍の瓦」「興福寺式軒瓦」「老司式軒瓦」、第2部「古代の政権と瓦」に「奈良時代の政権と寺院造営」「古代山背の寺院」「紀氏の寺」、第3部「古代の東国と瓦」に「奈良時代における東国の寺院造営」「古瓦からみた群馬の古代寺院」などの項目があります。
『かわらのロマン』(森郁夫/著 毎日新聞社 1980.10)
「機内の瓦」(p.23~169)と「諸国の瓦」(p.170~211)に分けて記述されています。「近畿の瓦」には飛鳥寺、豊浦寺、法隆寺、中宮寺、法起寺など、「諸国の瓦」には南滋賀廃寺、竜角寺、山王寺、下野薬師寺、腰浜廃寺などについて記述されています。
『歴史発掘 11:瓦を読む』(上原真人/著 講談社 1997.5)
p.49~95
第1章が「年代を読む」と題されており、「瓦からわかること」「瓦の年代を知る」「編年資料としての瓦」の3項目に分かれており、瓦の年代を知る方法について記述されています。
[事例作成日:2016年10月20日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 日本の建築 (521 8版)
- 参考資料
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- 日韓の瓦 森/郁夫∥共著 帝塚山大学出版会 2008.3 (42-100)
- 日本の美術 ぎょうせい 66
- 瓦 森/郁夫∥著 法政大学出版局 2001.6 (93-129,225-266)
- 東国の古代寺院と瓦 岡本/東三∥著 吉川弘文館 1996.10 (23-39)
- 日本の古代瓦 森/郁夫∥著 雄山閣出版 1991.11
- かわらのロマン 森/郁夫∥著 毎日新聞社 1980.10 (23-169,170-211)
- 歴史発掘 11 講談社 1997.5 (49-95)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000206184