宮崎神宮大祭は地元では一般に「神武さま」という名でも親しまれ、御神幸祭ともいう。
①『宮崎県大百科事典』(宮崎日日新聞社 昭和58年)(M書庫031/20)には、「神武さま」の項に解説がある。
②『神武さま』(黒岩龍彦/著 宮崎神宮 平成6年)(M書庫1759/98)は、宮崎神宮宮司である著者が宮崎神宮に関した著したもの。この中には、御神幸祭の戦前や戦後の歴史にふれられているが、ふりがなもなく小学生には難解であり、説明が必要である。(p98-118)
また、「髙木兼寛のこと」という章では、御神幸祭は武家時代から行われていたらしいが、それを証拠づける文献はないとしている。(p120)
③ 平成21年に一般に配布されたパンフレット『宮崎神宮大祭まるわかりガイド’09』には、御神幸行列と神賑行列のモノクロの写真とともに、数行で御神幸祭の成り立ちを説明している。
ほか、「宮崎神宮大祭の歴史紹介インタビュー」というページが設けられ、戦前の日程や行列の様子、シャンシャン馬の選出法の変遷やその人気について語られている。
④ 『伝承の行事 日本の祭』(渡辺良正/著 東京都観光連盟 昭和47年)(M書庫3861/5)には、「宮崎神宮大祭」の数行の解説(p202)と、見開きの稚児行列のカラー写真がある。(p186-187)
⑤ 『ふるさとまつり歳時記』(宮崎県 平成元年)(M書庫386/83)には、「神武さま」として、そのカラー写真と祭の解説がある。(p168)