レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年10月02日
- 登録日時
- 2017/01/20 18:35
- 更新日時
- 2017/01/20 20:37
- 管理番号
- いわき総合-一般306
- 質問
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解決
ビアズリーが描いた「黒猫」(エドガー・アラン・ポー∥著)の挿絵が見たい。
- 回答
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書名「黒猫」で検索すると複数ヒットしたが、ビアズリーの挿絵は見当たらず。
Webで「黒猫 ビアズリー」を検索し、石川県立美術館ホームページでオーブリー・ビアズリーの挿絵を確認。
※企画展「ビアズリーと日本」 http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/3056/ [最終アクセス2017.1.20]
検索機で「ビアズリー」をフリーワード検索。
ビアズリー解説書として次の資料を確認するが、「黒猫」に関する記述は見当たらなかった。
『ビアズリーと世紀末』(河村錠一郎 青土社 1980)
『アール・ヌーヴォーの世界4 ビアズリーとロンドン』(学研 1987)
黒猫の絵ということから、次に猫関連の美術書を当たってみると、『猫まみれ』(招き猫亭 求龍堂 2011)P12に黒猫の挿絵、P287-288に解説が掲載されていた。
また、データベース「ジャパンナレッジ」でビアズリーについて検索すると、「世界文学大事典」に詳しい記述があった。
■ビアズリー オーブリー Aubrey Vincent Beardsley
イギリス 1872.8.21-1898.3.16
イギリスの画家、文筆家。デント社から刊行されたマロリーの『アーサー王の死』の挿画で挿絵画家としてデビュー。以後、雑誌「イエロー・ブック」(ただし第4号まで)、「サヴォイ」の美術主幹を務めたほか、有名なワイルドの『サロメ』(1894)、テオフィル・ゴーチエの『モーパン嬢』、ポープの『髪の掠奪(りやくだつ)』、ベン・ジョンソンの『ヴォルポーニまたは狐』、アリストパネスの『女の平和』といった本の挿画、ジョン・レイン出版社の《キーノート叢書》の口絵などを描いた。
"ビアズリー オーブリー", デジタル版 集英社世界文学大事典, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2017-01-17)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 叢書.全集.選集 (708 9版)
- 洋画 (723 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『ビアズリーと世紀末』[SS/723.3/カ・1110567268]
- 【資料②】『アール・ヌーヴォーの世界4』[SS/708/ア-4・1111288807]
- 【資料③】『猫まみれ』[708.7/マ-1・1114553892]
- 【資料④】データベース「ジャパンナレッジ」
- 【資料⑤】Web「石川県立美術館ホームページ」
- キーワード
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- ビアズリー オーブリー
- 黒猫
- 挿し絵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000207058