レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年04月19日
- 登録日時
- 2016/04/20 17:01
- 更新日時
- 2016/04/20 17:03
- 管理番号
- いわき総合-地域414
- 質問
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解決
「炭礦」と「炭鉱」と「炭坑」の違いについて知りたい。いわきの炭鉱関係の資料を見ると、いろいろな表記がされている。
- 回答
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当館で、平成21(2009)年に開催した企画展「図書探訪 いわきの人物 常磐炭田編」の配布資料に、表記の違いについて、次のように解説しています。こちらの資料は、いわき資料コーナーで配布しています。
【鉱・礦・砿・坑 表記のちがい】
資料を紐解くと「炭鉱」「炭礦」「炭砿」「炭坑」とさまざまな表記が見つかり、とまどうことがあります。官庁用語では「炭鉱」を基本としており「礦」や「砿」は常用漢字表にはありませんが、石炭は金属ではないという意識から、石(いしへん)の「炭礦」や略字の「炭砿」が使われたようです。
「坑」は初期の手堀の時代だけで、事業所の規模が大きくなると「常磐炭礦(株)内郷礦住吉第一坑」といった文字の使い分けがされました。
また、『いわき市史 別巻2 常磐炭田史』の巻頭「例言 5、文字について」に「鉱・砿・坑をつぎのように区別使用した」があり、『いわき市史』内での文字使用についての解説がありました。
- 回答プロセス
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1.資料を調査
【資料①】「図書探訪 いわきの人物 常磐炭田編」配布資料
館内で配布中の本資料を確認。
【資料②】『いわき市史 別巻2 常磐炭田史』
巻頭「例言 5、文字について」に「鉱・砿・坑をつぎのように区別使用した」があり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 石炭 (567 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】「図書探訪 いわきの人物 常磐炭田編」配布資料
- 【資料②】『いわき市史 別巻2 常磐炭田史』[K/210.1-1/イ・1110038633]
- キーワード
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- 常磐炭田
- いわき 炭鉱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000191332