レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/6/17
- 登録日時
- 2017/08/03 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:32
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000519
- 質問
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解決
【金沢電気株式会社について】 明治・大正頃の会社で河合辰太郎が経営に関わっていた金沢電気株式会社について書かれた資料はないか。
- 回答
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『金沢市史 現代編 上』(119562670)
P.316 五、電気事業
市営計画と金沢電気株式会社
明治二十八年九月、森下八左衛門や谷与三右衛門らが金沢電灯会社の設立を計画した。八月、市長は市営電気事業計画案を市会に提出、市会は市立発電所設立および市公債募集を審議、これを承認した。翌二十九年三月内務、大蔵両大臣から市営の認可がおりた。三十年十一月、さきの森下八左衛門ら十二人を発起人として資本金二五万円の金沢電気株式会社が設立されることとなった。三十二年七月設立登記が終り、初代社長に中川長吉がなった。明治三十一年十月、辰巳発電所の建設にかかり、三十三年五月完成、六月二十五日から営業送電を開始した。当時の電灯需要数は二、二六七灯であったと記載されている。
P.318 金沢電気瓦斯株式会社
「明治四十一年、金沢電気株式会社はガス事業も行なうことになり、金沢電気瓦斯株式会社と改称した。」と記載されている。
『金沢市史 資料編11 近代1』(119647301)
P.461 「明治四四年六月 金沢電気瓦斯株式会社の沿革と現況」について記載あり。
『北陸地方電気事業百年史』(119627882)
P.26 金沢電気の設立
「金沢電気株式会社は、明治30年11月4日に市の電気事業継承を認可された。しかし、創業総会はそれから1年以上経った31年11月22日であり、設立免許は31年12月28日、資本金は25万円であった。」と記載されている。そのほか、創業総会時点の株主(発起人、役員)が記載されており、河合辰太郎は監査役に就任している。
『大正人名辞典』(129977946)
P.652 河合辰太郎君
凸版印刷株式会社取締役社長 金沢電気株式会社取締役
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000219842