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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000242135
提供館
(Library)
旭川市中央図書館 (2300026)管理番号
(Control number)
H0059
事例作成日
(Creation date)
2018/08/10登録日時
(Registration date)
2018年09月10日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年09月21日 13時38分
質問
(Question)
「旭川」の命名者,命名の由来について知りたい
回答
(Answer)
 旭川村は1890(明治23年)9月20日北海道庁庁令により命名されたが,その命名過程や命名者等について公の記録は見つかっておらず,はっきりとは分からない。
 村名由来について最も古い史料として,函館で発行されていた新聞「北海」明治23年9月23日記事に「村名の基づく所を聞くに(略)旭川村は土人名チュプペツにてチュプは日月ペツは川の事なり 日月此川源の方より出て川口の方に没す故にチュプペツと名付しを今訳名を用いて旭川村とす 又た旭村の名は大和国吉野郡伊勢国三重及度会郡等凡十一ヶ所あり」とある。
後の市史・地誌類にも旭川市内を流れる忠別川のアイヌ語(チュプペツ)を意訳し命名されたという説が踏襲されている。

 なお,忠別川のアイヌ語原名と解釈については
Chup-pet(チュプ・ペッ) :日・川(永田方正『北海道蝦夷語地名解』1891)
chiu-pet(チウ・ペツ)   :波・川(知里真志保「上川郡アイヌ語地名解」1960)
cuk-pet(チユク・ペッ) :秋・川(山田秀三『北海道の地名』1984)
等諸説ある。
回答プロセス
(Answering process)
『新旭川市史 第2巻』96~98頁。由来等について論点・史料等が簡潔に整理されている。
『北海』明治23年9月23日記事「郡村命名の事由」(旭川市博物館複写資料展示)

その他,次の資料を確認
『北海道毎日新聞』明治23年2月9日記事「上川離宮の名称」
『北海道蝦夷語地名解』(永田 方正/著 北海道庁 1891)14頁
『北海誌料 全』(林 顯三/著 富山房 1902)494頁 
『旭川市史稿 上巻』(旭川市役所編/発行 1931)10頁
 知里真志保「上川郡アイヌ語地名解」(『旭川市史 第4巻』(旭川市役所編/発行 1960)487頁
『旭川市史 第1巻』(旭川市役所編/発行 1959)428―429頁
『北海道の地名』(山田 秀三/著 北海道新聞社 1984)98-99頁

 第2代北海道庁長官永山武四郎が命名したとする説に関しては,
『遺稿から 旭川とアイヌ文化』(松井 恒幸/著 松井恒幸遺稿集刊行会 1983)
 高橋基「「旭川」の地名起源(1)-(3)」(『アイヌ語地名研究 4-6』アイヌ語地名研究会/発行2001-2003)がある。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地理.地誌.紀行  (290)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000242135解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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