レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年10月04日
- 登録日時
- 2019/04/12 16:31
- 更新日時
- 2019/08/30 12:14
- 管理番号
- 埼久-2019-005
- 質問
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解決
神経スウィート病について、一般向けに書かれた図書や情報を探している。
- 回答
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一般向けに書かれた資料は確認できなかった。専門的な内容ではあるが、概要がわかる下記の資料と情報を紹介した。
1 図書
『神経疾患・診療ガイドライン 最新の診療指針』(鈴木則宏編 総合医学社 2009)
p202-205「神経Sweet病」
「どういう疾患・病態か」「治療に必要な検査と診断」「治療の実際」「専門医に紹介するタイミング」「専門医からのワンポイントアドバイス」の記載あり。
『今日の神経疾患治療指針』(水澤英洋[ほか]編 医学書院 2013)
p495-497「神経スウィート病」
「疾患概念」「症候」「検査」「診断」「治療方針」「患者・家族への説明」の記載あり。
『皮膚科疾患ビジュアルブック』(学研メディカル秀潤社 2012)
p63「スイート病」
『皮膚疾患最新の治療 2017-2018』(南江堂 2017)
p75「Sweet症候群」
『皮膚科カラーアトラス 臨床像と組織像』(中外医学社 2017)
p39「スウィート病」
『あたらしい皮膚科学』(中山書店 2011)
p133「Sweet症候群」
『今日の皮膚疾患治療指針』(医学書院 2012)
p355-357「Sweet病、好中球性皮膚症」
2 インターネット情報
《J-STAGE》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/ 科学技術振興機構)
久永欣哉著「神経ベーチェット病と神経スウィート病」(『臨床神経学 vol.52 No.11』p1234-1236 日本神経学会 2012.11)(https://doi.org/10.5692/clinicalneurol.52.1234)
久永欣哉著「I.膠原病・類縁疾患に伴う神経・筋障害の診断と治療 10.神経Sweet病」(『日本内科学会雑誌 Vol.99 No.8』p815-1820 日本内科学会 2010.8)(https://doi.org/10.2169/naika.99.1815)
- 回答プロセス
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1 《メルクマニュアル医学百科 プロフェッショナル版》(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル MSD株式会社)を〈神経スウィート病〉〈Sweet病〉〈好中球性皮膚症〉〈急性熱性好中球性皮膚症〉〈スウィート症候群〉で検索する。
「急性熱性好中球性皮膚症(スウィート症候群)」(http://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/14-皮膚疾患/過敏症および炎症性疾患/急性熱性好中球性皮膚症#v962579_ja)
2 参考図書を確認する。
『今日の治療指針 私はこう治療している 2017』(福井次矢総[ほか]編集 医学書院 2017)
p1192-1193 皮膚科疾患として「Sweet病(Sweet症候群)Sweet desease」の項に病態、臨床症状、診断、治療方針あり。
3 皮膚疾患関連の図書資料を確認する。
4 神経内科の図書資料を確認する。
5 データベースを調べる。
(1)《J-STAGE》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/ 科学技術振興機構)を〈神経スウィート病〉〈神経Sweet病〉で検索する。
(2)《医中誌Web》(医学中央雑誌刊行会)を〈sweet病〉で検索する。
園田早苗著「3.紅斑になる疾患Sweet病」(『日本医師会雑誌 第134巻・特別号(2)』p56 日本医師会 2005)
カラー写真あり。「疾患の概説」「診断のポイント」「必要な検査」「病気の原因」「治療」の項目あり。
神田奈緒子著「Sweet病の診方」(『医学のあゆみ Vol.243 No.7』p631-633 医歯薬出版株式会社 2012)
「Sweet's syndromeとは」「臨床所見」「病理組織所見」「検査所見」「診断のポイント」「治療」「経過」の項あり。臨床写真と分類表あり。
溝口昌子著「スイート病,骨髄異形成症候群」(『医学のあゆみ Vol.206 No.2』p184-185 医歯薬出版株式会社 2003)
「スイート病とは」「スイート病に合併しやすい血液疾患」「皮疹の臨床症状と組織学所見」「検査所見」「スイート病の診断」の項あり。臨床写真あり。
(3)《CiNii》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈スウィート病〉で検索する。
金本素子[ほか]著「P2-51 神経ベーチェット病との鑑別が困難であった神経スウィート病の1例」(『日本臨床免疫学会会誌 39巻4号』p429a 日本臨床免疫学会 2016)
症例の紹介あり。
高瀬敬一郎[ほか]著「12 てんかん発作が成人期に初発し、神経ベーチェット・神経スウィート病による慢性髄膜脳炎と診断された3症例(第2回日本てんかん学会九州地方会)」(『てんかん研究 25(2)』p137-138 日本てんかん学会 2017)
症例の紹介あり。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2017年10月4日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 外科学 (494 9版)
- 参考資料
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- 『神経疾患・診療ガイドライン 最新の診療指針』(鈴木則宏編 総合医学社 2009) , ISBN 978-4-88378-388-5
- 『今日の神経疾患治療指針』(水澤英洋[ほか]編 医学書院 2013) , ISBN 978-4-260-01621-6
- 『皮膚科疾患ビジュアルブック』(学研メディカル秀潤社 2012) , ISBN 978-4-7809-1080-3
- 『皮膚疾患最新の治療 2017-2018』(南江堂 2017) , ISBN 978-4-524-25416-3
- 『皮膚科カラーアトラス 臨床像と組織像』(中外医学社 2017) , ISBN 978-4-498-06360-0
- 『あたらしい皮膚科学』(中山書店 2011) , ISBN 978-4-521-73364-7
- 『今日の皮膚疾患治療指針』(医学書院 2012) , ISBN 978-4-260-01323-9
- キーワード
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- 皮膚病
- 神経内科学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 健康・医療
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000254964