レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/11/22
- 登録日時
- 2017/07/22 00:30
- 更新日時
- 2017/07/25 10:39
- 管理番号
- 所沢椿峰-2017-004
- 質問
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解決
幕末・明治の時代に、ハプスブルク家かどこかのオーストリアの貴族に嫁いだ日本女性がいたと思うが、その人について知りたい。
- 回答
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明治時代にオーストリア・ハンガリーの代理公使、ハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯爵と結婚したクーデンホーフ・光子(旧姓:青山みつ)という女性がいました。
下記資料に記載があります
〇『国際結婚の黎明』 講談社 1989年
〇『図説オーストリアの歴史』 河出書房新社 2011年
〇『クーデンホーフ光子の手記』 クーデンホーフ光子/[著] 河出書房新社 2010年
〇『クーデンホーフ光子伝』 木村毅/著 鹿島出版会 1973年
〇『クーデンホーフ光子』 南川三治郎/著 河出書房新社 1997年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『国際結婚の黎明』 講談社 1989年
p19-52 光子の生涯の概略について、白黒写真と略年譜付きで記載あり
〇『図説オーストリアの歴史』 増谷英樹/著 河出書房新社 2011年
p128 「コラム12 クーデンホーフ=カレルギーの「パン・ヨーロッパ」論」に「パン・ヨーロッパ」を唱えたリヒャルトに影響を与えた母として記載あり
〇『クーデンホーフ光子の手記』 クーデンホーフ光子/[著] 河出書房新社 2010年
幼くして父を亡くした下の子供たちに「パパ」を語る回想であるとして、東京に居た頃・父親について・ヨーロッパへ行った後など章立てて記載あり
〇『クーデンホーフ光子伝』 木村毅/著 鹿島出版会 1973年
光子の家族・信教と語学・夫の家族・皇后陛下の令旨・社交界・「パン・ヨーロッパ」・接渉した人々など、全27章にテーマを分けて記載あり
〇『クーデンホーフ光子』 南川三治郎/著 河出書房新社 1997年
ヨーロッパに嫁いだ後の光子について、また光子や家族の白黒写真、肖像画、スケッチの記録など多数の写真の記載あり
2.下記資料には記載が見つかりませんでした
×『ハプスブルク家と芸術家たち』 朝日新聞社 1995年
×『ハプスブルクをつくった男』 講談社 2004年
×『肖像画で読み解く世界の王室物語』 新人物往来社/編 新人物往来社 2011年
×『ハプスブルク家史話』 江村洋/著 東洋書林 2004年
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 国際結婚の黎明 瀬戸内晴美/編 講談社 1989.6 281.04 4-06-184459-8
- 図説オーストリアの歴史 増谷英樹/著 河出書房新社 2011.9 234.6 978-4-309-76175-6
- クーデンホーフ光子の手記 クーデンホーフ光子/[著] 河出書房新社 2010.8 289.3 978-4-309-41032-6
- クーデンホーフ光子伝 木村毅/著 鹿島出版会 1973 289.3
- クーデンホーフ光子 南川三治郎/著 河出書房新社 1997.5 289.3 4-309-22309-5
- キーワード
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- クーデンホーフ・光子
- ミツコ
- 国際結婚
- 青山みつ
- 伯爵夫人
- 明治時代
- ウィーン
- 社交界
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000219139