レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180623
- 登録日時
- 2018/10/09 00:30
- 更新日時
- 2018/11/08 18:45
- 管理番号
- 20180623
- 質問
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解決
富士町にある麻那古(まなご)の地名の由来を知りたい。また麻那古という苗字はあるか。春日神社についても知りたい。
- 回答
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『万葉集』に「麻奈胡」(まさご)という言葉が詠まれている。「麻奈胡」は「真砂」と訳され、歌では「真砂のように愛しい子」という意味で使われている。この「麻奈胡」が「麻那古」と同義ではないかという説。(「新佐賀筑後難読地名さんぽ」参照)
※ただし、確実な回答は見つけられず。
苗字について、町内には2軒ある。1軒は「麻名古」さんなので、地名を苗字にしたと思われる。地元の伝えでは、福岡県の前原から来たという話があるらしい。(「九州の苗字を歩く」参照)
(このほか参考資料)
『麻那古誌』地名の由来については曖昧。春日神社について記載あり。
『角川日本地名大辞典 41』p653~654 主に、麻那古という村の歴史の記述
『富士町史 上巻』p379~381 村絵図からみた麻那古山村の様子の記述
『富士町史 下巻』p818~822 麻那古の成り立ちと春日神社の伝説について
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219 10版)
- 参考資料
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- 『新佐賀・筑後難読地名さんぽ』石橋 道秀/著 佐賀新聞社 2002.1
- 『麻那古誌』麻那古誌編纂委員/編 富士町麻那古 1989.10
- 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1982.3
- 『富士町史 上巻』富士町史編さん委員会/編集 発行者:富士町 富士町教育委員会 2000.3
- 『富士町史 下巻』富士町史編さん委員会/編集 発行者:富士町 富士町教育委員会 2000.3
- 『九州の苗字を歩く 佐賀・長崎編』岬 茫洋/著 梓書院 2003.5
- キーワード
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- 富士町
- 地名
- 麻那古
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000243533