レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年03月23日
- 登録日時
- 2004/03/24 08:30
- 更新日時
- 2017/08/17 08:06
- 管理番号
- 4320
- 質問
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小豆島のイノシシは絶滅したのか
- 回答
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小豆島のイノシシについて調査した結果をお知らせします。
参考になりそうな記述がいくつかあったのでご紹介します。
○土庄町誌 土庄町誌編集委員会/編 土庄町 1971.12
p.229~「猪族の全滅」あり。
○讃岐郷土読本 讃岐郷土研究会/編 讃岐郷土研究会 1934.10
p.528「・・・其後偶々明治8年の獣疫にて猪鹿は大部分斃死したるを以って殆ど其の姿を没するに至った。今では却て禁猟区を設置して鹿猿の捕獲を禁じ、保護増殖を奨めて居る状態となった。」
○小豆島におけるシカの棲息状況報告書 香川県環境保健部環境自然保護課/編 香川県環境保健部環境自然保護課 1985
「小豆島の概要」の「動物」の項に次の記述有。イノシシは記載無。
「哺乳類 小豆島には上記ニホンザル、シカ以外の哺乳類はタヌキ、イタチ、ノウサギ、ネズミ、ヌートリア等が棲息している。」
○日本のシシ垣 イノシシ・シカの被害から田畑を守ってきた文化遺産 高橋春成/編 古今書院 2010.12
p.27-51「猪鹿垣遺構を残し伝えるために~香川県小豆島をめぐる猪鹿垣群の踏査と実測の記録(港誠吾/著)」あり。
日販マーク内容紹介:野生動物による農作物被害を防ぐ防壁=シシ垣は、どこにどのように築かれたのか。その実態を明らかにして文化遺産としての価値を提唱すると共に、地元住民などによる探索調査や保存活動など最新の動きも紹介する。
他にも次の資料を見ましたが参考になりそうな記述はありませんでした。
「小豆島の猪鹿垣」、「香川県において絶滅のおそれのある野生生物の暫定的なリスト」、「内海町史」、「池田町史」、「わたしたちの郷土小豆島」
- 回答プロセス
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(関連情報)
・小豆島でイノシシ頻繁に出没/島内繁殖か 四国新聞2009年11月22日
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20091122000070
・出没時の対応マニュアルに/イノシシやサルで県 四国新聞 2011/01/23
http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/locality/201101/20110123000081.htm
「香川県内で市街地にも出没するようになったイノシシやニホンザルに対応するため、県と県警はこのほど、県イノシシ等対
策連絡会議を設置した。各課が連携して市町からの聞き取りなどを行い、被害を未然に防ぐ方策や出没時の対応マニュアルを3月に作成する。・・・」
(関連事例)
・猪・鹿を防ぐための猪垣の分布(江戸期~)を知りたい。(岡山県立図書館)
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000020986
- 事前調査事項
- NDC
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- 哺乳類 (489)
- 参考資料
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土庄町誌 土庄町誌編集委員会/編 土庄町 1971.12
讃岐郷土読本 讃岐郷土研究会/編 讃岐郷土研究会 1934.10
小豆島におけるシカの棲息状況報告書 香川県環境保健部環境自然保護課/編 香川県環境保健部環境自然保護課 1985
「小豆島の猪鹿垣」
「香川県において絶滅のおそれのある野生生物の暫定的なリスト」
「内海町史」
「池田町史」
「わたしたちの郷土小豆島」 - ・イノシシと人間 共に生きる 高橋春成/編 古今書院 2001.12
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土庄町誌 土庄町誌編集委員会/編 土庄町 1971.12
- キーワード
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- 香川県
- いのしし(猪)
- 時事に関する情報及び参考資料
- 鳥獣害-歴史
- 垣・塀
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000003722