調査の結果、渡辺文雄元知事の在任中の平成2年3月10日から東北線に「宇都宮線」の愛称が用いられるようになったことが分かりました。
・『地酒で乾杯 とちぎに生きる』(渡辺文雄/著 ぎょうせい 1990)
p.37-38「宇都宮線の誕生」の項があり、「(前略)平成二年三月十日から、「宇都宮線」という愛称をつけていただきました。」とあります。
・『続・地酒で乾杯 21世紀“とちぎ新時代”をめざして』(渡辺文雄/著 ぎょうせい 1996)
p.27-29「「宇都宮線」と「なすの号」」の項があり、「(前略)平成二年三月十日から、東北線の上野-黒磯間に「宇都宮線」という愛称が用いられることになったのです。」とあります。
県議会における渡辺元知事の発言については次の資料で記述を確認しました。なお、「とかいなか」の発言は確認できませんでした。
・『栃木県議会会議録 第214回(平成2年 第1号)』(栃木県議会事務局 1990)
p.334-335 矢野議員からの質問に対する答弁の中で、渡辺元知事が東北線の愛称について触れています。
・『栃木県議会史 地方自治法施行 第11編』(栃木県議会図書広報委員会/編さん
栃木県議会 1996)
p.526-561「平成二年 第二章 第二節 二 議案審議の概況」に、上記の矢野議員と渡辺元知事の質疑応答を抜粋して掲載しています。(p.551)
「とかいなか」という言葉については、以下の記述を確認しました。
・『地酒で乾杯 とちぎに生きる』(渡辺文雄/著 ぎょうせい 1990)
p.27-29「とかいなか」の項があります。
・『続・地酒で乾杯 21世紀“とちぎ新時代”をめざして』(渡辺文雄/著 ぎょうせい 1996)
p.21-38「“とかいなか”イメージアップ作戦」の項があります。