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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000051249
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B2008M0745
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2009年01月30日 02時11分更新日時
(Last update)
2009年01月30日 09時26分
質問
(Question)
トベラ(トベラ科トベラ属)について調べております。
 トベラの花を、実際に観察したところ、花の「雌(め)しべ」の先から牛乳のような白い液体(粘液)が出ており、その白い液体をなめると甘いことが分かりました。そこで、この液体についての詳細な資料を探しております。
回答
(Answer)
ご照会の件について、以下のように回答いたします。(【 】内は当館請求記号)

1、『植物レファレンス事典』(日外アソシエーツ編集部編 日外アソシエーツ 2004.1 【RA2-H21】)を参照し、以下の資料を調査しました。(貴館調査済みの資料を除く)

2、『原色牧野和漢薬草大圖鑑』(岡田稔監修  和田浩志,寺林進,近藤健児編 北隆館 2002.10 【SD2-H1】)
 p.162の「306.トベラ[トベラ属](とべら科) Pittosporum tobira(Thunb.)Ait.」に成分の記載があり、''成分 葉、その他にサポニン(そのサポゲニンは高度に水酸基化されたオレアナン系トリテルペノイド)、タンニンの存在が知られる。''とありますが、雌しべから出る液体についての記載は見当たりませんでした。

3、『薬草カラー大事典 : 日本の薬用植物のすべて』(伊澤一男著 主婦の友社 1998.4 【SD121-G66】)
 p.303の「トベラ」の項に「成分 サポニンの一種である殺菌性のヘデラゲニンと、収斂作用のあるタンニンを含む。」とありますが、ご照会の件に関連する記載は見当たりませんでした。


 以下の資料については、「トベラ」の項はありますが、トベラの成分についての記載は見当たりませんでした。

4、『日本野生植物館 : 生育環境別』 (奥田重俊編著 小学館 1997.7 【RA5-G45】)p.222
5、『原色牧野植物大図鑑. 離弁花・単子葉植物編』 (牧野富太郎著 〔改訂版〕小野幹雄〔ほか〕編 北隆館 1997.3 【RA5-G31】)p.220
6、『園芸植物大事典』 (青葉高〔ほか〕編 小学館 1994.4 【RB2-E93】)p.1614
7、『園芸植物図譜』 (浅山英一著 太田洋愛,二口善雄画 平凡社 1986.3 【RB2-167】) p.296

 このほか、当館NDL-OPAC( http://opac.ndl.go.jp/index.html )にて、「分類:RA5(図鑑-植物)」で、比較的最近に出版されたもの(「出版年:2000-2007」)という検索条件でヒットした資料のうち、書名からご照会の件に関連すると思われる資料を調査いたしましたが、前述の資料よりも詳細な解説は見当たりませんでした。

 また、当館NDL-OPACの「雑誌記事索引」にて「論題名:トベラ」でヒットした以下の資料を調査しましたが、新たな情報は得られませんでした。

8、L.L. Narayana ; M. Radhakrishnaiah:「トベラ科の花部解部学的研究-1-〔英文〕」 (『植物研究雑誌』 ツムラ 51(9) [1976.09]  pp.278~282 【Z18-66】)
9、L.L. Narayana ; M. Radhakrishnaiah:「トベラ科の花部解剖学的研究-3-〔英文〕」 (『植物研究雑誌』 ツムラ 54(11) [1979.11] pp.342~349 【Z18-66】)
10、L.L. Narayana ; M. Radhakrishnaiah:「トベラ科の花部解剖学的研究-4-〔英文〕」 (『植物研究雑誌』 ツムラ 56(5) [1981.05]  pp.137~141 【Z18-66】)
11、三橋達雄 他:「トベラ,コウシンバラおよびタンキリマメの種子油成分」 (『東京学芸大学紀要. 第4部門, 数学・自然科学』 (通号 24) [1972.09]  pp.89~93 【Z14-236】)

 当館で契約している科学技術文献情報データベースJDreamIIにて、「トベラ」、「花」、「成分」などをキーワードに検索したところ、36件のヒットがありましたが、お尋ねの件に該当すると思われる記事は見当たりませんでした。(「トベラ」と「雌しべ or めしべ」のAND検索で3件の文献がヒットしますが、いずれもお尋ねの内容に関する記述はないようです。)

 また、Web of Knowledge(Web of ScienceやBIOSIS Previewsを含む統合文献データベース)やCSA Illumina内の生物学系データベース(AGRICOLA、Biological Sciences、Biology Digest、BioOne Abstracts and Indexes、Biotechnology and
Bioengineering Abstracts、Plant Science)を「pistil」(めしべ)と「Pittosporum tobia」(トベラの学名)で検索したところ、以下の文献がヒットしましたが、抄録から判断する限り、お尋ねの内容に関する記載はないようです。

12、Zhou QY, Fu DZ, An XB:「Floral morphology and anatomy of Pittosporum tobia (Pittosporaceae)」
  (『Nordic Journal of Botany』 vol.23 issue.3 pp.345-352 2004年 該当巻号当館所蔵なし)
 Webcat( http://webcat.nii.ac.jp/ )によると国立科学博物館や京都大学理学部(生物)等で所蔵しているようです。

 さらに、無料データベースTOXNET( http://toxnet.nlm.nih.gov/ )内のTOXLINE( http://toxnet.nlm.nih.gov/cgi-bin/sis/htmlgen?TOXLINE )、同じく無料データベースのPubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?db=pubmed )、当館が契約しているCA on CDの3点について、キーワード「Pittosporum tobira」で検索しましたが、お尋ねの件に該当すると思われる文献は見当たりませんでした。


 インターネットの最終アクセス日は、2008年5月27日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
『牧野 新日本植物図鑑』(北隆館)・・・P246「赤い粘った種子を出す」と記載あり。
『原色 日本植物図鑑 草本編、木本編』(保育社)・・・記載なし
『フィールド版 日本の野生植物 草本、木本』(平凡社)・・・記載なし
『検索入門 野草図鑑』(保育社)・・・記載なし
『学研生物図鑑 野草』(学習研究社)・・・記載なし
『図解 植物観察事典』(地人書館)・・・記載なし
『週刊朝日百科 世界の植物』(朝日新聞社)・・・記載なし
『原色*野草観察・検索図鑑(長田武正著)』(保育者)・・・記載なし
『朝日百科 植物の世界』(朝日新聞社)・・・5-306P「粘液質の鮮やかな赤い種子を出す」と記載あり。
『原色 世界植物大図鑑』(北隆館)・・・記載なし
『図解 花と樹の大事典』(柏書房)・・・P.311「赤い粘り気のある種子を出す」と記載あり。
NDC
被子植物  (479 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
生物学
植物
被子植物
双子葉植物
バラ
トベラ
雌しべ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
公共図書館
登録番号
(Registration number)
1000051249解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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