レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180318
- 登録日時
- 2018/04/02 00:30
- 更新日時
- 2018/04/02 00:30
- 管理番号
- 0400000074
- 質問
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解決
茨木市の上穂積にあった千現寺について知りたい。
- 回答
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『平成19年度 発掘調査概報 大阪府茨木市』(茨木市教育委員会/編 茨木市教育委員会 2008)P1
「推定地は、現在の上穂積の集落の西方、春日神社の位置する丘陵の裾部から集落にかけての田畑が広がる地区」で、「当地区には、かつての寺跡を思わる「千現寺」という字名が含まれており、以前から古代瓦の散布が確認されていた。」との記述あり。位置図掲載あり。
『わがまち茨木 神社・仏閣編』(茨木市/編 茨木市 1989)P185
茨木市内の神社、仏閣がモノクロ写真と共に紹介されている。目次の、各施設名前に記載されている番号は、掲載ページ数ではなくて掲載番号なので間違えやすいため注意。穂積廃寺について、数行記述あり。具体的な寺院名の記述なし。写真なし。
『茨木市史』(茨木市史編纂委員会/編 茨木市役所 1969)P70
「千現寺」と具体名は出てこないが、穂積廃寺について、記述あり。穂積廃寺端平瓦拓影のモノクロ写真1枚あり。
『茨木市文化財資料集 第1~10集』 (茨木市教育委員会)第2集のP7
「千覚寺(千現寺ともいう)なるものについて少し述べると、現在の所この寺に関する記録は全く無く、その由緒其他全然わからない。」とあるが、出土の古瓦類から時期の推定等について記述あり。
『新修茨木市史 第八巻 史料編 地理』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2004)P183
上穂積のページ「遺跡 …穂積廃寺」とのみ記述あり。
『新修茨木市史 第九巻 史料編 美術工芸』(茨木市史編さん委員会/編 茨木市 2008)P111
「上穂積の穂積廃寺は、出土瓦から7世紀後半頃の創建とみられ、穂積一帯を拠点のTした穂積朝臣の氏寺と考えられている。」との記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 千現寺
- 茨木市
- 仏教・寺院
- 歴史
- 千覚寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000234053