レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年11月01日
- 登録日時
- 2009/04/06 20:25
- 更新日時
- 2011/12/07 23:42
- 管理番号
- 市川20081101-03
- 質問
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解決
日本経済新聞の2008年5月8日(木)夕刊の1面の記事が、図書館で所蔵している「原紙」と「縮刷版」で異なっているが、地方版だと地方面だけでなく1面も違うのか。
- 回答
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『日本経済新聞:縮刷版』は「雑誌新聞総かたろぐ」によると、「日本経済新聞」の都内最終版の朝夕刊暦分を縮刷したもの」との記載がある。
当該記事「NTTが仮想空間事業…」を外部データベースの「日経テレコン21」で検索してみると、5月8日(木)夕刊1面という検索結果がでるが、これは縮刷版で該当する。図書館所蔵の新聞原紙の「千葉版」では8日・9日と調べてみたが、記事そのものがなかった。
新聞原紙の1面は「海外旅行に若者誘う」であるが、こちらは日経テレコンで検索すると、5月8日(木)3面という検索結果で縮刷版にも該当箇所がある。さらに何日分か縮刷版と原紙を比べてみたが、1面でも記事や段組が異なるものが多かった。
日本経済新聞社の千葉支局に問い合わせたところ、基本的に首都圏版と千葉版は「地方面以外は同じ記事である」とのことだったが、地方版とは関係なく、特に1面の場合は、最終版とその前の版で記事の大きさ(重要さ)で最終的に入れ替えることがあれば、版組とも変わってしまうことが多いらしい。従って、地方版(千葉版)だから違うのではなく、最終版との違いということの様で、地方版(千葉版)で記事を変えることはほぼないとのことであった。
以上より日経テレコンで検索した日本経済新聞の新聞記事を原紙で調べるときは、ページが異なる場合や記事そのものがないという場合があるので注意が必要である。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (071 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 新聞紙
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000053631