レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/07/01
- 登録日時
- 2012/11/07 02:05
- 更新日時
- 2012/11/07 02:05
- 管理番号
- 滋2012-0018
- 質問
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解決
大津の和菓子「走り井餅」とはどのような菓子でしょうか。また、その由来を知りたい。
- 回答
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『日本銘菓事典』によりますと、「(前略)餅で漉しあんを包み、刀のような形に作る。走り井餅総本家はなまこ形。大津宿場のはずれ大谷の走井家の邸内に名泉があり、水がよく湧き出ていた。昔、景行天皇の第四皇子成務天皇が生まれた時、この水で産湯を使われたといわれる。後、明和年間(1764~72)、ここで市郎右衛門という人が「走井餅」を作って売り出したという。刀の形にするのは、この水で三条小鍛冶宗近が刀を鍛えたという故事による。(後略)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588 8版)
- 参考資料
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- 1 日本銘菓事典 山本候充∥編著 東京堂出版 2004年 R-5883-ヤ p.150
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2 近江の和菓子 井上由理子∥著 サンライズ出版 2005年 S-5900- 05 p.17-18 -
3 和菓子つれづれ 滋賀県立図書館[製作] 1985年 SB-5900- 85
- キーワード
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- 走り井餅
- 菓子
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113801