レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月18日
- 登録日時
- 2016/03/10 19:56
- 更新日時
- 2016/03/17 12:46
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-2254
- 質問
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戦前、美濃市の牧谷に朝鮮人が多く住んでいたことが分かる資料はないか。
- 回答
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『洞戸村史 下』(洞戸村,1997年刊)に、洞戸発電所建設の際(昭和13年~)に、朝鮮人が入寄留したとの記載がある。昭和13年から17年の寄留人数あり(p.94~95)。
牧谷に関する記述は見つからなかったが、洞戸村は牧谷と同じ板取川の上流にあり、洞戸から牧谷を通って美濃市街(旧美濃町、上有知町)に至る牧谷街道(上有知街道、『洞戸村史 上』p.555-558『同 下』p.550))もあったことから、関係があるものと考えて紹介した。
- 回答プロセス
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1 美濃市、牧谷の歴史に関する資料を探す。『郷土の光 下牧史』、『美濃市の歴史』、小学校副読本などを参照するが見つからず。
2 職員の伝聞情報で、洞戸発電所を作るときに多くの朝鮮人が働いていたらしいと聞き、上記『洞戸村史』を参照し、記載を見つける。
3 『板取村史』、『東邦電力史』、また朝鮮人強制連行に関する郷土資料を参照したが、記載見つからず。
4 『洞戸村史』のみを紹介。
- 事前調査事項
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『美濃市史』、『新撰美濃志』
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 陸上の交通手段が発達する前は、河川交通が重要だったため、川筋で地域の関連を考えると発見につながることがある。
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000189142