レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/03/07
- 登録日時
- 2007/03/15 02:11
- 更新日時
- 2007/04/09 15:55
- 管理番号
- C06-028
- 質問
-
解決
「文庫」「新書」と一般書は何が違うのか。
- 回答
-
「文庫本」はA6判(148ミリ×105ミリ)の出版物。「新書判」は三六判(106ミリ×173ミリ)だが、規格判ではないため発行元によって多少寸法に違いがある。どちらも廉価軽装にし、普及目的で作られた出版物の形であり、一般書とはその意味で違う。
- 回答プロセス
-
データベースJapanKnowledgeで、キーワード「文庫本」「新書判」を検索。
【文庫本】
1.「文庫」で検索すると、学級文庫や個人文庫などの蔵書の意味がヒット。
「文庫本」の略という記載あり。→「文庫本」を見る。
2.文庫判の出版物。元来は、安価で普及を目的としたもの。(デジタル大辞泉)
3.A6判(148ミリ×105ミリ)の出版物で、装丁をそろえた紙表紙の
軽装・廉価なシリーズのこと。(略)(日本大百科全書)
…などの記載あり。
【新書判】
1.「新書」で検索すると、新しく刊行された書物という意味も含む。
「新書判」という記載あり。→「新書判」を見る。
2.出版物の判型の一。B6判より少し小さく、縦176ミリ、横113ミリ。(デジタル大辞泉)
3.1938年(昭和13)に発刊された岩波新書がペリカン・ブックスを模して
採用した縦長の本の判型。古い呼称では三六判。B判の用紙から
40面とれることからB40取ともよばれる。現在、基準寸法は106ミリ×173ミリ
だが、規格判ではないため発行元によって多少寸法に違いがある。(略)(日本大百科全書)
…などの記載あり。
どちらも、廉価軽装にし、普及目的で作られた出版物の形であり、
一般書とはその意味で違うことを説明した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 写本.刊本.造本 (022 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 文庫
- 文庫本
- 新書
- 新書判
- 出版物
- 判型
- 判形
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学部生
- 登録番号
- 1000033951