このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000163333
提供館
(Library)
公益財団法人吉田秀雄記念事業財団アドミュージアム東京ライブラリー (4210008)管理番号
(Control number)
2014-0017
事例作成日
(Creation date)
2014年10月28日登録日時
(Registration date)
2014年11月22日 11時54分更新日時
(Last update)
2015年01月14日 14時50分
質問
(Question)
「赤玉ポートワイン」と「その広告(ポスター)等」について、知りたい。
回答
(Answer)
目次
1.「赤玉ポートワイン」の商品誕生の背景や、販売促進手法などを中心に。
2.「その広告」のポスターを中心に。
3.その他参考資料。

***********************************************************************************************
1.「赤玉ポートワイン」の商品誕生の背景や、販売促進手法などを中心に。

1-1
●請求記号:960-SUN-741.4
『やってみなはれ サントリーの70年Ⅰ』(サン・アド編、サントリー、1969)

  【・壽屋(のちのサントリー)の創始者・鳥井信治郎の「やってみなはれ」精神の元、
    次々と新分野に挑戦した歴史を、のちの宣伝部部員である開高健、山口瞳の視点で
    綴られている。】

  【・他の資料にはない、当事者の視点でのリアルな内容が、読みモノとしても面白く、
    広告制作上での技術やこだわり、その他サントリーの逸話が満載。
    広告を手掛けた片岡敏郎や井上木它らの仕事ぶりについても多数紹介されて
    いて、おすすめできる資料である。 (ポスタ―の写真は掲載されてない) 】

→ P.99~105  ・ヌードポスターの撮影経緯や制作の様子
  (撮影は大正11年、モデルはのちに赤玉楽劇団のプリマドンナとして
  人気を集めた松島恵美子)
→ P.105~117 ・赤玉ポートワインの宣伝活動などの詳細な記述あり。
→ その他、鳥井の後継者である佐治敬三の話や、組織・製品の資料あり。

1-2
●雑誌『広告批評』(マドラ出版 発行、月刊、当館所蔵:1号(1979.04月号) ~ 336号(2009.04月号))

    306号(2006.08月号)
→ P.50~56 ・ヌードポスターのカラー写真とともに、ドイツ開かれた世界ポスター展で
        1等をとったこと
       ・カメラをもっているのはひとにぎりのプロしかいなかった頃の1925年に、
        片岡が「赤玉盃獲得写真協議会」という写真コンテストを開催し、斬新な企画で
        かなり話題になったということ(この時の広告も掲載あり)などの情報あり

1-3
●雑誌(新聞)『Advertimes』(宣伝会議 発行、「週刊」→「不定期」、
               当館所蔵:0001号(2004.06.30)~  )

  0237号(2009.7.1)の「広告深訪」で広告を紹介。
  → 「赤玉ポートワイン」の斬新な新聞広告(大正9年)の写真とともに、背景を解説。

    「新聞記事の上に『赤玉ポートワイン』と稚拙な文字が赤字で書かれ、右下にいびつな 
    赤丸が塗られている。当時カラーで目立たせた広告も珍しく大評判になった。」とある。
    当時商品の上に商品名をかぶせたりするのはタブーな時代でもあり、さらには
    「広告の背景の記事に、この時の社会情勢が生々しく迫る。」とあるように、厳しい
    社会のトピックが広告の中に報道されているのも、「赤玉ポートワインはそのような
    時代に生きる人々の飲む酒なのだ。」という時代背景や広告戦略がわかる記事。

1-4
●雑誌(新聞)『Advertimes』(宣伝会議 発行、「週刊」→「不定期」、
 当館所蔵:0001号(2004.06.30)~  )

  0301号(2010.11.3)の「広告深訪」で広告を紹介。
  → 「不景気か?不景気だ!赤玉ポートワインを飲んでるかネ?飲んでない!そうだろう!」
    のコピーで「社会情勢をそのまま受け止め大衆の日常の言葉で語っている。」
    「広告のビジュアルには、ポートワインの瓶とグラスを高く掲げる中年男のマンガ風
    イラストレーションが描かれ、せめてワインで元気を出そうと呼び掛ける。時代に
    敏感な広告であり、モダンな表現だ。」時代背景や広告戦略がわかる記事。

***********************************************************************************************
2.「その広告」のポスターを中心に。

2-1
●請求記号:960-SUN-741.4
『みとくんなはれ サントリーの70年Ⅱ』(サン・アド 編、サントリー、1969)

  【・「赤玉ポートワイン」の製品ラベルの遍歴や、歴代の宣伝活動・広告写真を多く掲載
    (赤玉ポートワインのヌードポスターもあり P99)。】
  【・その他のサントリー製品も含め、ラベルや広告の写真も多く一番充実していると思わ
    れる。】

2-2
●請求記号:155-SHI
『広告のなかの女たち』(島森路子 著、大和書房、1984)

   【・「ヌード事始」という切り口から書かれている資料。】

→ P.34~37 ポスター(モノクロ)の写真とともに撮影時の様子や制作上のこだわりを紹介。
   ・なによりもその「色調のよさ」と、胸から下をぼかして「水中に、または雲のうえに
    浮かんだ」ように見える構図が、当時ヌードになることが大変な時代に見るものを
    困らせない画期的な表現のものであった。

***********************************************************************************************
3.その他参考資料。    

3-1
●請求記号:540.2-YAM
『やってみなはれみとくんなはれ』(山口瞳、開高健 著、新潮文庫、2003)

  【・前出サントリーの社史『やってみなはれ サントリーの70年Ⅰ』に掲載されたもの。
    ポスターの写真等は掲載が無いが、文庫本なので手軽に読めておすすめ。】

3-2
●当館は所蔵してないが、国立国会図書館・所蔵の資料を紹介

●請求記号:DH22-G526
『日々に新たに:サントリー百年誌』(サントリー株式会社 編、発行、1999)

   サントリー誕生100年の記念にまとめられた社史。

  【・「赤玉ポートワイン」誕生の秘話や、斬新な広告・宣伝活動とそれに関わった人々について、
    また「日本最初の「「ヌード写真広告」」ポスター制作逸話、赤玉楽劇座などについて、
    他の資料にはみられない貴重な情報がある。】
  【・前出『やってみなはれ サントリーの70年Ⅰ』は開高・山口の個人的な視点で書かれた文章で
    あったが、それとは異なり企業として発信した歴史であり、内部の様子であり、また違った
    リアリティがあり、おすすめ。】
  【・その他サントリーの歴史も充実しているので、読み応えあり。】
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
広告.宣伝  (674 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
赤玉ポートワイン
壽屋
鳥井信治郎
片岡敏郎
井上木它
赤玉楽劇座
松島恵美子
ヌードポスター
世界ポスター展
照会先
(Institution or person inquired for advice)
国立国会図書館サーチ
    http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002843650-00
   (2014年11月22日 確認)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000163333解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!