レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年05月19日
- 登録日時
- 2012/11/01 11:48
- 更新日時
- 2012/12/05 11:05
- 管理番号
- 伊万里市民-2012-17
- 質問
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解決
「夏は来ぬ」の歌詞にある卯の花はどんな花でどんな香りがするのか知りたい。
- 回答
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『赤とんぼはなぜ竿の先にとまるのか?』(稲垣栄洋著/東京堂出版/2011)P132~「夏は来ぬ」のひみつという項目があり、「…卯の花の植物名はウツギである。…」と記載あり。香りについても「香りがするという意味ではなく、花が盛りに咲いているさま…」との説明がある。
- 回答プロセス
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歌詞には「卯の花の匂う垣根に~」とあるが、卯の花はどんな香りがするか知りたいとのことだった。ここで“匂う”が古語辞典であるように「美しく咲いている様子」ではないかと推測し、万葉集での卯の花の詠われ方なども参照した。
- 事前調査事項
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「夏は来ぬ」作詞 佐々木信網
卯の花=空木(うつぎ)ユキノシタ科 5月頃の初夏に咲く
- NDC
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- 一般植物学 (471 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『園芸植物大事典 1 』(小学館/1988)P283~285ウツギ
- 『四季花ごよみ 草木花の歳時記 夏』(講談社/1988)P52~53 卯の花
- 『花の手帖』(小学館/1988)P122
- 『角川古語大辞典 第4巻』(角川書店/1994)P909 にほう
- 『万葉集の植物』(偕成社/1988)P44 うのはな
- キーワード
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- 佐々木信網
- 夏は来ぬ
- 卯の花
- 空木
- 唱歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113236