レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/2/16
- 登録日時
- 2006/12/08 02:11
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M06052311452442
- 質問
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笠岡八十八ヵ所について知りたい。
- 回答
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『地場大師八十八ヵ所調査報告書』から藤井氏の「新四国(笠岡四国)」の論考を見出した。それによれば同霊場は1797(寛政9)年に熊越弥八郎を発起人に、開設されたとされている。『備中の霊場めぐり』では仏像の年代の調査も行われており、1797(寛政9)~1798(寛政10)年のものが17基確認されている他、天保、弘化、文久、明治の紀年が判明している。本尊のみの札所が多いとされている。「新四国(笠岡四国)」によれば、行程は笠岡市西ヶ浜遍照寺を一番札所として笠岡、小平井、吉田、関戸、新賀、園井の6地区をめぐる。現在も各札所は信仰の対象となっており、3月には札所巡りが3日ほどの日程で行われている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
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藤井隆雄「新四国(笠岡四国)」『岡山民俗』第141号 岡山民俗学会,1981.
岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会編『地場大師八十八ヵ所調査報告書』岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会,1981,186p.
川端定三郎『備中の霊場めぐり 岡山文庫』日本文教出版,1993,172p.
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藤井隆雄「新四国(笠岡四国)」『岡山民俗』第141号 岡山民俗学会,1981.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006052311465152442
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000032197