レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2016/05/06 15:21
- 更新日時
- 2016/10/23 16:01
- 管理番号
- 00179
- 質問
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解決
但馬の国府に「船所」というものが国衙の一機関として存在していたそうだが、
奈良時代(特に804年以前)にそのような機関としての「船所」が載っている資料がないか。
- 回答
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①『日本古代水上交通史の研究』(兵庫県立図書館請求記号683.2/87)
p419 奈良時代中期、畿内の近国である但馬国に水駅が存在したことを示し…
②『日本国語大辞典』(813.1/148/11)
p982 古代から中世にかけての国衙の一機関で、国内の船や梶取の管理にあたったもの。
③『国史大辞典 5』(210.03/43/5)
p321「船所(ふなどころ)」古代末、国衙機構の中の小機関「所」の一つ。
→参考文献『対外関係と社会経済』「国衙機構の一考察」(自館所蔵なし)
国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信資料(最終確認2016/10/13)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2972394
- 回答プロセス
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その他調査資料
『平安遺文10』(210.36/2/10)
p18 「御船所以不得進者非臣罪」国衙との関係は不明。
- 事前調査事項
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『正倉院文書と木簡の研究』『但馬史』(216.45/18/3)p49~50「但馬の船所」
- NDC
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- 運輸.交通.観光事業 (68)
- 参考資料
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①松原弘宣 著 , 松原, 弘宣, 1946-. 日本古代水上交通史の研究. 吉川弘文館, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001756121-00 , ISBN 4642022015 -
②日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部 編 , 小学館. 日本国語大辞典 第11巻 第2版. 小学館, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003048207-00 , ISBN 4095210117 -
③国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第5巻 (けーこほ). 吉川弘文館, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001708653-00 , ISBN 4642005056
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①松原弘宣 著 , 松原, 弘宣, 1946-. 日本古代水上交通史の研究. 吉川弘文館, 1985.
- キーワード
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- 船所
- 国衙
- 但馬
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000191907