レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/6/18
- 登録日時
- 2015/09/02 00:30
- 更新日時
- 2015/09/14 15:29
- 管理番号
- 2013008
- 質問
-
解決
昭和19年3月から6月の間に、パラオから東京へ向かった民間引揚船の船名が知りたい。
- 回答
-
第二次世界大戦の最中なので、定期航路などはないものと考え、戦時中の輸送船団が掲載されている①②を調べた。
①②には、時系列で戦時中の船団の状況が掲載されている。
それによると、昭和19年3月~6月の間にパラオから東京へ航海を行った船団は、以下の1つのみだった。
昭和19年4月29日パラオ発
昭和19年5月4日東京着
船名:東山丸、能登丸
護衛艦:皐月、第4号海防艦
状況:5月3日午後、小笠原西方において雷撃を受けたが回避し、無事到着。
③によると、東山丸(とうざんまる)は大阪商船、能登丸は日本郵船の船。
パラオ発の船団は他にもあるが、着地が高雄やサイパンなどで、東京着の船団は上記の船団のみだった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 海運 (683 7版)
- 参考資料
-
- ①「戦時輸送船団史」駒宮真七郎著 出版協同社発行 1987年 (M.2110/Ko58)
- ②「戦時輸送船団史II」駒宮真七郎著 私家版 1995年 ※①の続編(補遺) (M.2110/Ko58)
- ③「戦時船舶史」駒宮真七郎著 私家版 1991年 (M.2110/Ko58)
- キーワード
-
- 船舶
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000179270