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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000247123
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M18021914587792
事例作成日
(Creation date)
2017/7/14登録日時
(Registration date)
2018年12月05日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年03月31日 00時30分
質問
(Question)
「ゆいれんぼう」というお坊さんが、船に乗るのを拒否された、もしくは、船に乗ったので、嫌な顔をされたという古典作品を探している。「ゆいれんぼう」の漢字は不明だが、「湯入れん坊」かもしれない。本文と、できれば、現代語訳があれば、それも見たい。
回答
(Answer)
「湯入れん坊」のキーワードでインターネット上を検索したところ、①「「沙石集」と「昨日は今日の物語」における「笑い」の発想について」(音誠一)という論文が検索結果に表示された。
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2135&item_no=1&page_id=13&block_id=21

こちらの論文の本文を見ると、「唯(ゆゐ)蓮坊(れんぼう)(人名・湯入れん―湯は船中に浸み込む水)」(26p)との文章があり、「ゆいれんぼう」の名が確認できる。
こちらの論文によると、「便船シタル法師事」というのが、作品の題名である。論文中に使用された資料が②『日本古典文学大系』であり、確認すると、354pに「(19)便船シタル法師事」の説話が載っていた。こちらの資料は、校注のみで現代語訳はない。

②の資料にある説話対照目次を見ると、いくつかある写本の中でも、梵舜本に「便船シタル法師事」の説話があることが分かる。
他に沙石集が収録されている資料を探したが、「便船シタル法師事」が載っているものはなく、現代語訳も見つけられなかった。
確認した資料は以下の通り。
②の資料を底本に現代語訳している『大乗仏典 中国・日本篇』には「沙石集」が収録されているが、抜粋版で、「便船シタル法師事」はなかった。
『新編日本古典文学全集 52 沙石集』は市立米沢図書館蔵本を底本としていた。
『21世紀版少年少女古典文学館 13』は「沙石集」の抜粋が収録されているが、「便船シタル法師事」の掲載はなかった。
『説話文学研究叢書』の第二巻・第三巻が「沙石集」に関連する巻であったが、「便船シタル法師事」の収録はなかった。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
経典  (183 9版)
参考資料
(Reference materials)
①音誠一「「沙石集」と「昨日は今日の物語」における「笑い」の発想について」『金沢大学語学・文学研究』3,1972,p.24-30.
②[無住一円著] 、渡辺 綱也校注『日本古典文学大系 85 沙石集』 岩波書店,1978 ,527p. 参照はp.354.
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2018021914513187792
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢, 高校生, 中学生
登録番号
(Registration number)
1000247123解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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