レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月01日
- 登録日時
- 2012/05/10 11:03
- 更新日時
- 2012/05/10 11:03
- 管理番号
- 市川20120101-04
- 質問
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解決
Family Law Reports のイギリス版を電子ジャーナルで全文ページを見たい。無料で見られるところ(図書館など)はあるか
- 回答
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Jordan publishing ウェブサイトのオンラインサービス"Family Law Reports Online”(http://www.jordanpublishing.co.uk/online-services/family-law/family-law-reports-online)があり、1980 年からの記事が見られるサービスが提供されているが、無料ではない。国立国会図書館のリサーチナビに紹介のある(当時)、オープンアクセスジャーナルリンク集にあげられたものの中にも当該誌はない。
外国法の調べ方や情報収集の仕方についてのサイト、例えば、京都大学大学院法学研究科附属国際法政文献資料センターの“インターネット利用を軸にした外国の法律・政治行政資料の調べ方・文書の入手方法”( http://ilpdc.law.kyoto-u.ac.jp/frameset-mokuji.htm ) などでは、Lexisnexis や
Westlaw を見るのが基本ではあることがわかるが、各図書館の契約データベースを横断的に検索できる手がかりはない。いくつかの大学の図書館について個別に調べてみると、学外者の電子ジャーナル閲覧はできないところが一般的で、Family Law Reports が見られるLexisnexis Academic につい
ては、契約上、学外者は利用不可と明記しているところもある。
千葉県立図書館に協力レファレンスを依頼。以下の回答を得る。千葉県内公共図書館では、lexis.com契約館は確認できない(『千葉県の図書館2011』「外部データベース」の項より)。千葉大学附属図書館はlexis.com の契約があるが学内者限定。国立国会図書館でlexis.com は利用可能。「lexis.com サポートマニュアル」の「分野別マニュアル」中の「lexis.com イギリス法検索マニュアル」にデータベース「UK Case, Combined Courts」の収録媒体一覧があり、「family law reports from 1984」の記載がある。ただし、詳細な内容については分からない。その点について、国立国会図書館に確認。以下の回答を得る。lexis.com には"Family Law Reports"ほか各誌に採録されている判決が収録され、判決単位で検索することができる。当該雑誌の本文画像データやテキストファイルが収録されているものではない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 情報資源の収集・組織化・保存 (014)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000105707