レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/10/17
- 登録日時
- 2006/03/16 02:11
- 更新日時
- 2006/03/16 02:11
- 管理番号
- r040
- 質問
-
未解決
フランス語で存在理由を意味する「raison d’etre」(レイゾンデイト)という言葉がある。末尾に「re」がつくが消音のため発音しない。最近「レイゾンデイトル」というカタカナ語として使われているのを耳にした。どうして「ル」がついたのか、理由を知りたい。
- 回答
-
『imidas』『知恵蔵』『現代用語の基礎知識』をあたるが記述が見つからない。
1『コンサイスカタカナ語辞典』(三省堂編修所/編 1994)には「レゾン・デートル」と記述がある。
2『カタカナ語新辞典』(津田武/編 旺文社 1997)でも「レゾンデートル」、
3『日本語になった外国語辞典』(飯田隆昭/共著 山本慧一/共著 集英社 1994)では「レーゾン・デートル」
4『平成版カタカナ語新辞典』(成美堂出版 1991)も「レーゾン・デートル」
と記載がある。資料3の「この辞典の特色と使い方」の「発音と表記」の説明によると「外来語の発音は、慣用による日本語化した発音に従って表した」とある。
理由についての明確な回答は見つからないが、「慣用による日本語化」の時点ではすでに「ル」付きで表現されていたようだ。上記資料を提供する。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- カタカナ語
- 言語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000027790