レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/05/01 08:36
- 更新日時
- 2014/07/17 10:32
- 管理番号
- 相市-H25-009
- 質問
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解決
米国議会図書館分類法(LCC)を採用している日本の図書館を知りたい。
- 回答
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回答プロセスの資料から、名古屋商科大学中央情報センター・山形大学附属図書館・北里大学医学図書館・九州大学附属図書館医学図書館・国際日本文化研究センター等で使用していることがわかった。
- 回答プロセス
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インターネット検索エンジンGoogleにて以下のキーワードで検索
〈キーワード〉“米国議会図書館分類法”
・Wikipedia「アメリカ議会図書館分類表」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E5%8%86%E9%A1%9E%E8%A1%A8(最終確認2014/05/01)
「日本での利用」の項に以下の参考文献あり。
「わが国における図書分類表の使用状況」『現代の図書館 第48巻 第2号(通巻194号)』 社団法人日本図書館協議会 2010 p.129-141 【Z S29455334】
その資料を確認したところ、以下のことがわかった。
日本図書館協会分類委員会が2008年4月に行った「図書の分類に関する調査」の結果として、回答した公共図書館のほとんどがNDC9版・8版のみを使用しているが、国立・私立大学ではLCCとNLMC(米国国立医学図書館分類法)を併用している大学が数校ある。
また、館種別分類表使用状況の表があるが、館数のみで館名の記載はない。
p.132の〈注〉に参考文献として以下の二つが記載されていたが、どちらもLCCについては述べられていなかった。
『図書館雑誌』 Vol.104 No.1 2010 p.24 【Z S23533995】
『図書館雑誌』 Vol.104 No.3 2010 p.166-169 【Z S23533995】
また、再度インターネット検索エンジンGoogleにて以下のキーワードで検索
〈キーワード〉“LCC 分類 採用”
以下の図書館で採用していることがわかった。
・国際日本文化研究センター:西洋言語図書
http://library.nichibun.ac.jp/ja/guide/location.html(最終確認2014/05/01)
・名古屋商科大学中央情報センター:洋書
http://www.nucba.ac.jp/research/service/library_lcc.html(最終確認2014/05/01)
・山形大学附属図書館:一般書(非医学)
http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/medical/guide/mlmclcc.html(最終確認2014/05/01)
・北里大学医学図書館:一般書(非医学)
http://mlib.kitasato-u.ac.jp/homepage/bunrui.html(最終確認2014/05/01)
・九州大学附属図書館医学図書館:一般書(非医学)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/libraries/medical/classified(最終確認2014/05/01)
・京都ノートルダム女子大学中央情報センター図書館:洋書のみ
https://nais.notredame.ac.jp/lib/lib10-bunruihyou.htm(最終確認2014/05/01)
最後に『図書館年鑑2013』 日本図書館協会 2013 【R010 S29471083】を確認したが、記載なし。
※【】内は自館の請求記号と資料コードです
- 事前調査事項
- NDC
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- 情報資源の収集・組織化・保存 (014 9版)
- 参考資料
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- 『現代の図書館 第48巻 第2号(通巻194号)』 社団法人日本図書館協議会 2010
- キーワード
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- 米国議会図書館分類法
- LCC
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000152802